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電にもえすぎてファンブック的なのまで買って考察した件

  • 2008-05-22 (木) 13:31
  • tv

仮面ライダー電王 キャラクターブック02 クライマックスは続くよどこまでも

放映中から電は大好きであって、無論劇場版も両方見ているほど好きであって、電で妄想なら死ぬほどしたわ! というレベルの電ファンであるにも関わらず、ファンブックやDVDやCDといったグッズは集めるに至っていなかった私、ついに、こんなのを買ってしまった。キャラブックです。これはもう過去に弟がウルトラマンシリーズの大ファンで怪獣大全集みたいなのを買ってもらってたことを思い出さざるを得ない。というかフツーに初代ライダーのんとか実家にあるし、素地はあった、あったんだけど、こんなきゃんきゃんした気持ちで特撮を見つめたのは、アタイ初めて!!

なので今日は妄想します。妄想しつつ語ります。

先日、電&キバを見てからなんです、おかしくなってきたのは。なんか、あのときの懐かしさっていうか思慕? みたいな、大正時代の女学生がひそかに思い続けた憧れの人が、急に目の前に来ちゃった!? みたいなあの感じ、いや別に体験したことはないんだけどさ、そんな感じじゃないのかなと思うほどキッツいウェーブが来ました。大島弓子のまんがに出てくる少女のように逆ギレしそうです。あなたが私を夢中にしたんだから、あなたは責任をとって私とおつきあいするべきです! みたいな。

(余談ですが、前のサイトだった頃に薦めて頂いた大島弓子の「七月七日に」をようやく読み、感じ入っている次第です)

そうやって萌え上がってくるともうわき目もふらず一直線に電、それがmatonoであって、DVDとかCDとか書籍を検索し、とりあえずはこのキャラブックを買うことにしたのでした。

読んで唸る、見て萌える、これは確かに良書でありました。りょうちゃんの、憑依されてるときの衣装とかメイクとか、めっちゃキッチリ考えられてるのが読めば分かる。全身像もアップもあって見飽きない。個人的には、やはり紫のときのファッションが一番好みです。

なんか、こうやってジークまで含めて憑依りょうちゃんを並べられると、人間の見た目が、髪型や服装やメイクでどんだけ変わるかが見事に実証されてて興味深い。そんで「表情」で別人に見える。静止画だとつくづく分かる、たとえば青のときのりょうちゃんが男前に見えるのって、心もち上からの流し目、やや上がった口角、そういう細かいテクニックの集大成だったんですね。紫のときは目に力を入れてる=狂気、黄のときは口をちょっとへの字にして眉間にシワ=侠気、赤は黄の要素に加えて鋭い上目遣い=男らしさと自信、みたいな、ほんと写真だとじっくり見比べられて探偵気分(ぺっ)。まゆ毛も表情にはすごい貢献してるし。これはメイクさんの腕前。放映時はりょうちゃんの演技が特別うまい、というように考えてたけど、やっぱ映像は役者だけが作るものでも監督だけが作るものでもないんだなあと再認しました。

という真面目なことも考えつつ、ね、カイ君のインタビューんとこ読んで、あの役者さんが電に出て一番驚いたことっていうのが「りょうたろうとゆーとの友情」だったという衝撃の事実、ね。よくよく考えると、カイ君役の人は「りょうたろうとゆーと」と役名で答えてて、ってことは電の脚本上の話だろうなと思うわけだけど、リアルでりょうちゃんとゆーとは役者さん同士も仲良し(微妙に王様と家来みたいになってますけど)ですから、カイ君は本編でもリアルでも二人の仲の良さにはあれあれと思ってたのかもしれないですね。とか、おもっきし細かいとこつっこんでごめんなさい。

ピンの写真ページが過ぎると電キバのオフショット満載、インタビューもいっぱい、そっから字が多いのがすごく嬉しかったです。想像する余地があるし。まあただ公式の解釈ではない解釈ページみたいのはどうかなと思ったんですけど。

で、ストーリー解説を振り返ってくうちに、私は先日書いた妄想でいこうぜって気にますますなりました。

ではではストーリーを思い出してください。時間軸に沿って話すと、電は以下のような構成。

時間軸 未来の事件と解釈
あいりと帽子出会う この時点でイマジンの「路線」は出来上がっていると思われるが、繋がってはいない、もともとイマジンの「路線」なんてのが出来たから始まった戦いなんだろうね
あいり妊娠
りょうちゃんが時計を買ったりする(2つ)
未来の世界からカイ君登場 カイ君の目的:イマジンの「路線」こそを未来とするため
カイ君が時空に干渉 この時点でハナの存在した「路線」は壊される
帽子、戦い始める
あいり、子どもを守るため子どもを忘れる覚悟を決める ハナは特異点であると同時に、こうして帽子とあいりに守られたので消滅はしていない、つまり、ハナの「路線」、つまり正常な未来の中で生き残ったのはハナだけ
帽子、デネブに願いを言い、デネブ過去へ なお、「ゼロライナー」はこの失われた「路線」に存在していたはずのもの
あいり、記憶をなくす(妊娠の事実も消える) 本来ならハナはここで消えるはずだが、そうではない(特異点というのは親の妊娠という事実が消えても生き残るものなのね)
実はりょうちゃんも帽子以外の記憶をなくしている
ハナが電車でこの時空にやってくる
りょうちゃんがモモたちと出会い、戦い始める 当初の目的は、イマジンたちから「時の運行を守る」ため
帽子、ライダーパスを持っており、時間の旅人状態 過去で帽子に出会うと時の運行が乱れるとの説明があった
帽子の過去であるゆーとがこの時空に登場
りょうちゃんとゆーとの活躍 この活躍のおかげで、ハナのいた「路線」とは別の「新たな路線」なるものが誕生し、ハナのいた「路線」が影響を受ける
ハナが小さくなる(コハナ登場) 「路線」が影響を受けて変化する、つまり、「未来は決まっていない」
分岐点の登場 時のレールに分岐点が現われる、おそらくイマジンたちの「路線」と、「新たな路線(ハナのいる時空は既に壊れているため)」との分岐点だと思われる
カイ君は分岐点の「鍵」を探し始める 「鍵」が存在するか否かで、どちらに分岐するか決まる、スイッチャ―のようなものと考えられる
ゆーと、ライダーパス回数券を使い尽くす 帽子の記憶=未来は特異点のりょうちゃんを除いて失われる、帽子はこの時点で、時間という路線からこぼれた人になっている
カイ君の攻撃、ゆーとを消そうとするが失敗 ゆーとが消滅していたあいだの記憶がコハナちゃんにもりょうちゃんにもある
いずれイマジンたちは消えるとの懸念 イマジンたちの「路線」ではなく、ハナのいた「路線」を未来にすることへの葛藤、ただし、この時点で路線は二つきりではなくなっている
カイ君の攻撃、鍵はゆーとではないと気づき、りょうちゃんの失われた記憶を探る
カイ君、鍵はあいりだと知り、あいりを攻撃、りょうちゃんもすべてを知る
カイ君の最終攻撃、カイ君に勝利 しかし、カイ君が過去に起こした爆発のようなものは、なかったことにはできない
イマジンたちは、消えずに残る 彼らはりょうちゃんの記憶と共に在り、イマジンたちの「路線」に関わらず存在し続けることができる
コハナちゃんも、もとのハナさんには戻らない

もっと詳しいことはまとめwikiでも見て頂くとして、私の個人的な解釈を補足しますと。

帽子はなぜ自分で戦わなかったのか
帽子自身は特異点ではなく、カイ君の最初のいたずらによって、その後の「路線」には存在しない人間になってしまった(だからこそあいりの記憶も消えている)。ゆえに、りょうちゃんがモモたちに会った時空は帽子は本来存在しない時空。ただし、何らかの時点でゼロライナーと接触し、ライダーパスを手に入れて戦い始めたため、特異点に限りなく近い存在となり、過去は自由に行き来できるようになった。
というわけで、自分はりょうちゃんの時空に行けなくなったから、過去のゆーとを戦わせることにした。

今ごろ言いますけど「帽子」は本来ならあいりさんの婚約者であったはずの大人ゆーとのことです。イマジンが壊そうとした過去にばかり存在するので本編では「過去の男」とも言われていた。

帽子は消えたのにあいりは消えなかったのはなぜか
あいりは特異点であるハナを身ごもっていたため、影響が最小限におさえられたと考えられる。
しかし、妊娠していたはずの子どもは消え、帽子に関する記憶も失ってしまっている。
コハナちゃんが元に戻らなかったのはなぜか
カイ君の最初の攻撃で壊れた「路線」は元に戻らなかったといえる。ただし特異点なので、消滅はしていない。

矛盾など。

高校生のゆーとが消えたとき、コハナは消えなかった
「母親」のあいりの妊娠がなかったことになっても消えなかったハナ、「父親」が消えた時空にも存在していられたコハナ、特異点ってすごいね、という感じです。
ただし、デンライナーの乗組員を除く現状の時空には、コハナを覚えている人は誰一人いません。彼女は本当に生まれてこられるのだろうか? 鍵ではあるけど、帽子と同じ旅人になってしまうんでは?

ゆーとが気になって仕方ないですね。

ゆーとの生きるべき時空は?
カイ君がいたずらして以降、イマジンたちの路線と繋がっていたはずの未来は、「分岐点」や「新たな路線」が生まれる前の未来であって、それは何の矛盾もなく特異点であるハナが生まれる未来と繋がっていた、つまり、もしりょうちゃんが戦わずにいたら、あいりは戦い終えた帽子と会うなどして再度ハナを身ごもるでしょう
しかし、特異点であるりょうちゃんの戦いにより、未来が変わり始め、ハナ自身もついに影響を受けた。特異点であるはずのハナが、こんなに大きな影響を受けた、しかも、帽子どころかゆーとの記憶も、特異点であるコハナとりょうちゃん以外から失われている。脚本どおりに考えるなら、人は誰かの記憶のない場所では生きられません。
ゆーとの居場所は、もうゼロライナーとデンライナーにしかないのかもしれません、ただし本人が望むなら、特異点であるりょうちゃんと共に現在の時空で生き直すことはできるはず。

で、肝心のところですが、コハナに関する私の解釈はこうです。

母親は、間違いなくあいりさんでしょう。だってあいりさんが「分岐点の鍵」だったからです。一方、だから帽子は囮になった。実際に高校生のゆーとが消えても、イマジンだらけの時空とは繋がらなかった、ゆーとのいない世界がちゃんと存在していた、分岐点の鍵は、間違いなくゆーとではないのです。で、あいりさんがきちんと時空に存在していさえすれば、ハナ(コハナ)は小さくなったりはしたけども、存在が抹消されることはない。「未来の特異点を生む母親」としてのあいりが「分岐点の鍵」だったわけ。ゆーとはそうではない。あいりがコハナの母であることは必然だけど、ゆーとが消滅しても何も変わらなかったので、ゆーとが父親である必要性はないってこと。なので、まあ父親である可能性もゼロではないですけど。私が勝手に思っているのは、帽子は戦いを決めた時点で、コハナの父親として存在することを諦めたのかなーと。

そんな感じなので、ゆーとは時の旅人として生きればいいし、りょうちゃんはそんなゆーとをほっとけなくなり、しかしあいりさんへの遠慮というかシスコンとの葛藤で悩み、紫は優しい声をかけてくれたゆーとをほのかにそして猟奇的に慕うようになり、デネブは「あのときの桜井と、ゆーとは、違う道を歩めばいいんだよ」とか言いそうだし、ねえ、どうでしょうね、相当素敵な土台が出来上がってきましたよ。(一部、問題発言)

というわけでね、まありょうちゃん×ゆーとはスゲーいいカップリングだと思うから、世の中にはそういう感じでガチな長編とか書いて下さってる方もいらっしゃるんじゃないかしら、ってな期待と共にネットサーフィンしたらしいですけど(友人が)、パスワード制で難しいのもあって、見つけられなかったとのことです。ガチな長編……今ほしいのはまさにそれだよ! そんで終わりは「天体観測」みたいになるんですよね! もう一度きみに会いたくて望遠鏡をかついで今もひとり追いかけているりょうちゃんなんですよね!!

まあその、私が書けばいいやんって、なんかそろそろ言われそうですね……。

(なお、当ブログではこういう話題でも検索避け等はしてませんが、ポリシーに沿ってやってますのでそれについてはまた後日)

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