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2010-01

年末年始の休暇が短くて焦る

昨年は慌しい年でしたが無事に越せました。色んな意味でおめでとうございます。

思えば昨年3月ごろまで続いた個人的仕事、2月の海外出張、会社で変なプロジェクトに参加させられ数度に渡る狂気の飲酒合宿、通常業務に加えての営業その他で出張を重ね、夏コミでは70ページ以上の本にチャレンジしたりしました。あと1ヶ月でまんが100冊くらい読んだ月もあった。(多分10月~11月)書き出してみると改めてまさにサバイバルの2009年でした。

はたして2010年はどうなるのか。このブログを目にした皆様と私に強大な幸あれと願いまくりの2010年。私は呪いの才能はあるかもしれんけど祈りのほうはからっきしや……申し訳ないです。かくなるうえは意志の力でなんとかするしかありません。なんか目標というか通年で実施できそうな、そして覚えていられそうなものを。と、いつも思うんですが、私は目標とかスケジュールとかあればあるほど自分を追い詰めていい結果にならないので、逆にこう、「ゆるやかに穏やかに創作する」みたいな、尖りすぎてウザい部分をいっそ削ってみようみたいな、サバイバルじゃない一年を目指したいなと今決めました。

まあそれはそれとして、年が明けたら突然SFまんがを読みたくなったので、古本屋で見つけた森脇真末味の「UNDER」を買って読んでみたのですが素晴らしかった。これです、こういうコテコテのSFが読みたかったのです。世の中にはまだまだ私の知らない名作があって嬉しいなあと思います。本屋の新刊コーナー漁りでは出会えない、なんとも懐古的な気分。初期~中期の清水玲子や萩尾望都の「ウは宇宙船のウ」みたいな、少女漫画的SFの物悲しい終わり方が好きなのです。ハッピーエンドではないけど、バッドエンドでもないと思うところがあって、中庸……? 自分で言っててよく分からなくなってきた、そういえば「きみとぼく」に連載してたころの藤原薫もそういう感じのSF描いてた気がします。(「おまえが世界を壊したいなら」とか)まああれはSFじゃなく幻想とかロマンス方面か……というわけで中庸エンドが好きです。

「機動旅団八福神」と「ぼくらの」がどっちも完結してしまったのも悲しいような感じになりつつも、区切りのいいとこできちんと終わってて納得エンドでした。「ぼくらの」のラストはやっぱり泣かされる、あれはもう鉄板です。人が死ぬまんがを描かせたら鬼頭の右に出る人は今いないんじゃないかと思うくらい。八福神は銀魂を残すために9巻発売後に手放してしまい、10巻で完結したので今理不尽にも銀魂がちょっと憎い、しかし真に憎むべきは私の住空間のお粗末さでしょう。うん。もっと稼いでもっと広い家に住んで効率よく本を取捨選択していきたいです。

本棚の整理といえば岡田斗司夫(嫌いだけど)がブルータスに書いてた「本は三段階で骨格・筋肉・脂肪に分けて循環させる」みたいな話は非常によく分かりました。まさに日常的にそれを続けようとしてる。でも私は未熟すぎてまだ骨格と筋肉の区別が案外つかないもんなんだよねぇ……「もう一回読もう」と思わなくなった時点で手放すようにしてるんですけど、たとえば「殿堂入りとまではいかないまでも妙に気になる作家」とかだと、「いつか読むかも」心理が働いてしまいます。あと名前で検索しやすいように、とか。でも岡田方式を取るならまあデジカメで表紙ぱっと撮ってタイトルと作家名残しとけばいいだけよね。そうしよう。むしろ手放したら二度と読めそうにないもの=雑誌より同人誌なんだよな。ムズイです。コレクター欲に打ち克つのもムズイ。新選組コレクションをさぁ……でもついにピースメーカーは手放しました。もう読まんし、覚えてるしほとんど。笛も単行本か文庫かどっちかを手放すべき。(ほんとだよ)

雑誌も買い取ってくれる古本屋がつぶれてからはもっぱらブックオフとかエンターキングとかに売りに行くんですけど、査定が微妙な部分も否めないです。ああいうとこはよっぽどの本じゃなければ発売日と保存状態で値段決まるから、買って即が一番いいけど転売屋みたいで気分は良くない、とか、せどりをやれるほどの能はないわけですけど。ブックオフは店の場所(地域)と在庫数によって査定額かわることもあるってのが面白いですよね。うちの近所では、ややマイナーめの青年向け新刊が高く売れる印象です。最近では「九段坂下クロニクル」っていうIKKIの若い作家陣の連作みたいなのを相当渋々手放したんですけど、ああいうのが高いっぽい。青山景とか元町夏央とか村上かつらとか、青くさくて読むと一瞬若返るみたいな短編わりと読むんだけど、一瞬がいいので気に入っても手放すことが多い……たまに読み返したくなったらブックオフ行きます。(まさに循環)あーBLもやたら循環早い、が、早いだけに古いものは10円以下になるので、BLは専門店行ったほうが良さそうかも。というか何の話になってきたんでしょうか。

そういえばアフタヌーンに漆原友紀再臨と、あとヤマシタトモコ掲載!? とか色々アフタヌーンまわりが熱い感じもします。「虫と歌」の市川春子のあの微SFっぽさも大注目。Amazonレビュー見たら高野文子の模倣と言ってる人がいたけど、アフタヌーン作家はみんな誰かのパクりって言われる文化でもあるのだろうか、と一瞬思いました。絵やなんかは似ててもストーリー違うしなぁ……と言うのは市川春子好きの弁だろうかな。先月号の新作も見事でした。こういう人こそずっと短編でいてほしい。ジャンプみたいに熱狂を50巻も100巻も続けるよりじんわり濃い1本を読みたい、という感じです。私と同じような懐古的なBL好きは「虫と歌」収録の「ヴァイオライト」が合うかもしれません。超せつない。

さてまあそういう感じで明けた2010年、昨年よりもさらに創作に重きを置いていきたいなーと思っているのでした。

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