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2009-09

探し物を見つけた

♪探しものはなんですか~と歌いながら検索すること小一時間、念願のSHOOWAさんの同人誌を(中古で)見つけたのでネットで買いました。こういうとき血眼になってる自分はけっこう好きです。届くのが今から楽しみです。一応中身もなんとなく検索かけて合ってることを確かめました。おそらく間違いないと思います。絶版になりかかってる昔の商業のも密林でチェックしておきました。一時的な在庫切れでいつ届くかは分かりません。ともかく探し物を見つけてとても嬉しいです。

現実は相変わらず変な人に会います。先日前髪を作ってみたところ、ぬら孫のキャラみたいになりました。(顔は除く)今週はあれですね、読み切りのときみたいなやくざ喋りをリクオ様がしていてすごく嬉しかったです。チビリクオはどこへ行ったんでしょうか、と若干気になるものの、やはりぬら孫はあの任侠っぽさを地でいってほしい。というか、ジャンプ読者の萌えツボを本当によく押さえてる人だなと思います。ものすごく遠い繋がりですけど椎橋先生が友だちの大学時代の知り合いの幼馴染ということが発覚した当時すごく熱かったです。あと、黒子も見事に同人展開でアツイなと思います。個人的にはこの展開に反して相当淡い感じの黄瀬×黒子が好きです。青峰王子の登場により、黄瀬くんて常に二番手なんだろうなーとか考えると大変よろしいです。青峰みたくテツって呼べないけどなんとか親しく呼びかけてみたくて知恵を振り絞った結果「黒子っち」だったとか、それがきっかけで認めた相手には「~っち」をつけるようになったんじゃないかと妄想しています。黒子は妄想だけならかなりの分量してる自信があります。で、テツ君の魅力はあの生気の宿ってない目なので、あのままの雰囲気で描かれた同人誌があったらひとつ読んでみたい。(自分では案外描けないものですね)

全然話かわるけど坂口尚にも思い切りハマっていて密林マーケットプレイスから「あっかんべェ一休」上下巻集めてしまいました。高くついたけど、読んでよかったです。実に読んでよかった。というか、もっと若いときに読みたかったですねこれは。受験期に読んでたら人生変わったかもしれないと思います。こうなってくるとSF長編「VERSION」や初期に「詩のようだ」と評された短編も気になりますが、秋の結婚式連発お呼ばれによる財政難でさすがに辛いところです。いやーしかしほんとに坂口尚の風景描写は胸に沁みます。心あらわれるとはこういうことだと思います。最近ほとほと悪食で読み散らかすように漫画を読んできたけど、そういう読み方に終止符を打ちたくなる、漫画の読み方まで変えられそうな勢い。粛々と生きていきたいなあ……。

とかいって大久保ニュー姐さんの漫画もそれは面白いと思うわけですが。とりあえず探し物が届くまでは、木原音瀬の「FRAGILE」でも読もうと思います。レビューが割れてるどころかほぼ「最悪」「これだけは無理」などの意見に傾いているところがね、もうかなり気になりますからね。そんでも「WELL」より酷いことはないと予想しています。(「WELL」はこの私ですらしばらく食欲をなくしたほどの夢見の悪さ)まあケッチャムの「隣の家の少女」も止まらなかったけどさ……ああいうのに比べればまだ沙村広明はMっ気が出てていい。Mの人が描く残虐ものはどういうわけかあたたかみがあります。同類相憐れんでるだけかもしれないが。そういうわけで沙村の短編集「シスタージェネレーター」は牧歌的でおすすめです。

小さき者に注意せよ

サマーウォーズ見に行ってから全然書いてなかった。いやはや、色々あったにはあったけど、もっとも驚いたのは、帰省して部屋に戻ってみたら小バエがいたことです。いたっていうか、嫌な予感とともに数匹飛んでいた。これはヤバイかもしれんと思って見つけるたびに黙々と殺戮を行ったのですが、減った気がしない。嫌な予感的中です。焦ってにちゃんねるなど調べ、発生源を特定、江古田ちゃんに登場する「白ゴマを使った覚えがないのに白ゴマ的なものを発見」というエピソードがまったく他人事でなくなり、ぞぞぞと鳥肌が立つなどしました。ほんの二泊三日家を空けただけなのに。参考までに書いておくと、弟の誕生日ケーキを作ったときに材料の一部を床(というかキッチンマット)にこぼしていたらしく、それが原因でした。ほんとね、掃除は比較的好きなほうだしね、ほこりアレルギーだからどっちかというと潔癖に近いからね、私は潔白だよ……!! 真剣にテンションが下がりますし、みなさんも気をつけたほうがいいです。

さて、サマーウォーズに実は相当ハマって別サイトを作りかけたりもしたんですけど、未稼働のまま二週間くらい過ぎてしまいました。今は休暇を満喫中です。仕事でいろいろ妙な嫌な出来事が起こりすぎ、またプライベートも考えることが多くて疲れ切っていたのだと思ふ。とはいえ、テニ王時代のおともだちとものすごく久しぶりに喋ったりできて、大変たのしかったです。というかしょうわさんてSHOOWAさんですか……! 「向日性のとびら」の。あの話は最近のBLの中ではすごく好きで、かつ、どこかで見たような目の描き方だなと一瞬思ったのでした。言われてみれば、ああそっか、そうだったか。当時のやや泥臭い雰囲気がすっかり消えていたので気づきませんでした。いい意味で探しものが増えた……。

というわけで読んだ本とかでは、なぜか突然、伊坂幸太郎にハマりました。「重力ピエロ」が本当に好みの話だったのね、これも気まぐれで買っただけなんですけど。数年前に映画「陽気なギャングが地球を回す」を見て、あれは映画としてすごくいい、とくにAKIKO WADAの歌声がな、いや普通にSkoop On Somebodyと和田アキ子がいっしょに歌ってるんですけど、そこがいい。原作ファンの方々はね、どう見ても不要な恋愛要素にたぶんイライラくる場合もあるかとは思うんですが、それはもう目を細めてですね、ジャンガリアンハムスターと松田翔太の愛らしさに舌鼓をさ、みたいな。そういう感じで映画から原作に手を出したら原作のほうが我々向け要素も多くて(久遠×成瀬←響野)一瞬ぐっとハマったことはあったわけなんですけど、さらに当時は某隊長が私以上にハマって伊坂小説を集めまくっていた記憶があるんですけど、某隊長はその後ごく一般的な恋をするなどして現在入籍済み、つまり伊坂小説は貸し借り半ばでこう、忘却されてしまい、今に至るわけ。なんかだから懐かしくなったのもあってふと「重力ピエロ」だったんだなー。そしたらこれなんで今まで読まなかったんだろうって思うくらいだったわけですよ。石田衣良から恋愛と説教を抜いて美青年を足した感じ。(身も蓋もない)好きにならないわけがない。ミスリードとかの持っていきかたもたとえば乾くるみより巧いと思うんですがどうでしょう。で、立て続けに陽気なギャングの続編と、「アヒルと鴨のコインロッカー」を読んで、アヒルと鴨もいいよねえすごく、これよく映画化できたな、それで「オーデュボンの祈り」も今読んでいるところ。

あとカレカノ一気読みしたり、槇村さとるのリアルクローズを一気読みしたら急にドラマ化のCMが流れ始めたり、ぼく地球も読んだし、沙村広明の「シスタージェネレーター」も即読み、まあとにかく漫画は今月100冊以上読んでると思います。異常です。いいんです、現実がめんどかったからこれで。坂口尚の「石の花」は号泣した。悲しさではなく衝撃で。なんという名作かと思って弟に愛蔵版をプレゼントした。あと部屋が狭くなってきたので一部微妙なラインを売り払ったりもしました。それでも本棚が足りない……先述の隊長がついに引っ越してしまったので、貸していた本が全部返ってきたんですね、ブレイブストーリーとか十二国記シリーズとか厚みあるのがもさっと。我が家そのうち底抜けるわ。ヘルプミー・リリエンタール。

リリエンタールといえば、ジャンプで連載始まった「賢い犬リリエンタール」は読み切りから注目していた(読み切りで泣かされたのは久々だったんだ)ため、今後しばらく楽しみです。泣かせ人情系、もうスケット・ダンス担当みたいになってたけど、スケットはどっちかというとギャグ要員であるほうが確実(現在人気の中心がオッサン的人種)な気がするので、リリエンタールは泣かせ系でね、いってほしいです。ぬら孫以降だとリリエンタールだったんですよ、期待。カトブレパスの田中靖規はこのチャンス逃したらヤバイ気がするのでがんばれ、と思ってるうちに確実に打ち切られまっしぐらか……先にわじまさとしを消去したいです。私はあんまり批判はしない(漫画が好き過ぎるから)のがモットーなんだけどわじまさとしだけはダメ、頭に血がのぼるレベルでイラっとします。増田こうすけが好きなだけに余計にな……!

しかし休暇を満喫中はほぼ100%昼夜が逆転しているので大丈夫かなあという。けっこうマジで。まあなんとかなるか。私あの、昼間ゆったり本を読みながらうたた寝するのが至福と思ってるので、なんかもう、なんで普通の会社員になっちゃったんだろうって、最近とみに思いますよ、思うだけ。

キングはにんじんを食べるか

夏も終わりかけになってから見てきました、サマーウォーズ。先日エヴァを(1X年ぶりに)見て懐かしさとともに心底感動しまして、日本はアニメだねと、劇場版MWで絶望した心が蘇りまして、じゃあもうサマーウォーズは見とくしかない。そもそもネットでも評価が高かったし、プチオンリーとかもあるくらいだし、期待に胸も膨らみます。そしてまったく期待を裏切らない素晴らしい映画でした! 以下ネタバレあるので続きで。

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