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2008-08
村田雄介の「ヘタッピマンガ研究所R」に燃える!
ジャンプで「アイシールド21」の作画をしてる村田雄介が、漫画家志望の人たちを応援する短い漫画を描いてまして、それが「ヘタッピマンガ研究所R(リターンズ)」であります。今日はこれに触発されたという話。
で、こっから完全に前置きなんだけど、以前私は「二次創作を読んで感動したので評価基準のようなものを考察」っていうエントリを書きまして、まあそれ自体は非常にぐだぐだで痛々しいエントリなんだけども、その蛇足のところでこういう考えを述べました。
文章の個性って読書量と比例するというか、その人の身についた「書き方」はそれまで読み書きしたものの取捨選択の結果、と思うので、その取捨選択の仕方こそ個性であろう、というようなこと。
確かに知らないと出てこない表現はある
そのとき一番自分の気持ちにフィットしそうな表現というの、自然にわいてくるけど、ホントは自然にじゃなくてどこかで触れたから出てくる
だから本をたくさん読むと影響されて個性が失われる、なんてことはないな、むしろ逆だろうなんて
これは「文章を書く」という表現方法についておもに語ったつもりのものです。要はいろいろ読まなきゃ表現の取捨選択ができない、つまり幅が広がらない、というようなことを言いたかったのです。で、今週号の村田せんせいの「ヘタッピマンガ研究所R」を読んで、こっちは漫画の技術についてなんだけど、私の言いたかったようなことがよりシンプルにすごく分かりやすく書かれていて感動したので思わず引用するよ。こっから本論。
オリジナリティがないと言われるうちはインプットが足りない
やーもう村田せんせいの技術とアツイ努力についてはアイシ初期から尊敬してやまないところではあるんですが、これは至言だと思うわ、こういうシンプルさで言い切ってしまうのね、マジで神か! と一瞬思った。
村田てんてーが今週解説してるのは、「どうやったら人物の顔が魅力的に描けるようになるか」みたいな話なんだけど、結論として「好きなテイストの漫画を見て描け、模写しまくれ」ってアドバイスになるんですよ。「それって人まねになっちゃって個性がなくなるんじゃないですか」って反論も用意されてるわけだけど、そのまま発表したらマズいだけで、あくまでも練習法についてだって、そんで上の台詞に繋がるわけ。「たくさんインプットして、たくさん模写すると、自然と自分の好みの描き方を把握できるようになるし、描いたぶん技術は向上する」「想像だけでずっと描き続けてもうまくはならない」すごく納得できるし、そうすると自分がいかに努力不足か気づかされる。
ちょっと話それるけど、私が思う「うまい絵」「憧れる絵」には方向性があって、それって最終的には「自分が描きたい絵」の方向性なんだろうね。でもそれらを完全に模写すると、「自分の絵」なんてものがこの世から失われてしまう気が確かにしていた、けどそれは多分間違いで、そもそも「自分の絵」ですら単なる経験の集合体だからね、自分だけの世界で自分だけの絵を描いても上達はしない、それだったら好きな絵なり憧れの絵なりを模写をして「技術」を盗め、ということなんだと思います。個性は盗みたくとも盗めないものだし、盗まれるわけもないもの、自然とにじみ出てくるものだ、という。
「インプットも的を絞って、自分の絵に足りないと思われるところを探しながら模写するといい」みたいなアドバイスも出てきますが、そういうのは描き続けるうちに放っておいても身につきそうなポイントですね。要はインプット重要ってことで、そこが模写であっても構わない、という点、ここが今までよくあった「漫画教室」と違うんじゃないかな。って私、書籍だと「快描教室」くらいしか読んだことないのでもしかしたら他の人も書いてるかもしれんけど。
さて、ぐるっとまわって自分の言いたいことですが、村田てんてーのはあくまでも「漫画について」だったけど、私はこれ、どんな表現にも言えるんじゃないかなと思ってるところです。先に述べたように、文章についても勿論。漫画でも文章でも、セオリーってあって、起承転結とかね、てにをはとか、あるんだけど、それに固執するとか、あるいは個性を求めるあまり自分の中だけで完結させちゃうと、量は書けても上達しないんじゃないかな、と。
これを当たり前だと思ってる人も世の中にはいるんだろうな、すごいことだ。
私はそのへん全然で、というより、あまりにも自分の内側が不安定で片っ端から書きたくてたまらず書いてた時期などは、文法とかほんと酷いのね、それで全然上達もしなくて、情熱がなくなったらもうすっからかんですよ、一応「書きたい」というか「表現したい」みたいな欲求は残ってるんだけど、上達しないもんだから量が書けない、スカスカのシーン切り取り小説ばっか、インプットは自然としてたけどそれも「影響されるもんか」みたいな変な意地張ってたりもして、最悪の井戸の中ですよ。
影響なんてされまいとしてもされるときはされるし、そもそも個性は自分が思ってるよりずっと強いものとして根っこのとこにある、はず。いや私、それだけは自信あるしな、だってなんか変でしょ、私の表現は。これは意識してもしなくても出てくる業みたいなものですね。
ってまた話がちょっとそれ気味、今回のみならず毎回村田てんてーのマンガ研究所はためになるのでおすすめですよって話+αでお送りしました。気に入った回のは切り取って保存してるわー。二次創作しかやらないくせにね。つっても、たとえ二次創作でも、成長したいし、技術は向上させたいよね。私の場合、誰かに読んでもらいたいという欲求は勿論あるけど、自身との戦いみたいな部分も確かにある。
しかし文章だったらどういうのが漫画でいう模写にあたるかな、やっぱり文体模写? 雰囲気模写というのもあるかな、乙一の「小生物語(エッセイ)」の模写をずっとやりたいと思っています。私にはないラノベっぽいテイストだし分かりやすくて笑えていいなーと思うんですよ。逆に純文だったら三島由紀夫にも壮大に憧れるので、文体や雰囲気ではなく完全模写をやってみたいですね、いっそ手書きで。小川洋子も模写したいなー。町田康は文体模写っぽく二次創作を書いたとき思ったよりウケた。←ほら、これだよ、ここら辺に成長の糸口があったんだよきっと。(ただ町田康っぽい文体のは二作目が書ける気がしなかったです)
文体や雰囲気を模写しても、自分の目が物事をどう切り取るか、ってのはやっぱり個性だから、もうものすごく安心して模写しまくれば技術だけいい感じにうまくなるんじゃないかなーって気がしてきました。うむ、かなり勉強になったのと、意欲がわいてきた。
そんなわけで、村田先生ありがとう! ヒントと勇気をありがとう!!
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尸良と練造と私~「無限の住人」に思うこと
- 2008-08-22 (金)
- comic
尸良というすごい強くて鬼のように変態な剣客がいます。といっても、実在はしないから安心してください。「無限の住人」という漫画のキャラクターです。それで、練造といういたいけな少年もいます。主人公の女の子が仇と思って殺した造形師の息子、という難しい設定のキャラクターです。
二人とも接点とか何もなくて、練造に至っては5巻(1995年初出)以降血なまぐさい世界に別れを告げたものと思ってたし、尸良もなんだかんだあって右腕に続き左腕もぶった切られて滝つぼに落とされるという壮絶な最期(2001年ごろ初出の11巻)を迎えたと思ったのだった、その二人が、驚いたことに、最近(2007年ごろから)懇ろになってました。いやねんごろって言うとちょっと違うな、なんていうか、今いっしょに暮らしています。愛すべき変態で女好きの作者が、まさか野郎同士をこんなふうにくっつけるとは思わず、私は衝撃のあまり壁に頭をぶつけまくった。その衝撃について、今日は詳細を語りたいと思います。ちなみに、「部屋とワイシャツと私」のメロディで読んでください。
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現実…2
- 2008-08-18 (月)
- as always
今年も夏コミが終わりました。手伝ってくれたSさんありがとう! というか意外と引かずにまっとうな意見をくれたりしたのが嬉しかったです。今年はなんだかすごく暑かった気がするのと、手榴弾騒ぎが参加者にはあまり知られていなかったことと、通路ど真ん中の配置だったため男波が見られたのと、天候への配慮がイマイチだった宅配便への若干の哀愁と、実は地下レストラン街がすいてておススメなこと、以上が今回の祭りに関する感想です。創作や買ったものについてはまたどこかで。
で、両日ともすごい暑くて、座ってるだけで汗ダラダラなのな! Sさんと冷房のありがたさを噛みしめたり、普段冷房の恩恵に浴しすぎてるからこうも衰弱するんだ的なことを語り合ったりしてました。だいたい張り切って凍らせて持ってったペットボトルの氷が16時半まで融けないという悲しい事態には涙涙ですよ。なんだろな、毎年暑いという印象はそこそこあるけど、今回ものすごく暑かったと思うのがちょっと不思議なくらいです。両日とも帰ってソッコーでシャワーだった。んでソッコーでビール飲むからすぐ眠くなって寝て、夜は何かが気になって眠れないという過酷な日程でしたよ。まあ全部自分のせいだよ!! オヤジ化する前にビールはやめたいと思ってます。(真顔)
ついでに堂々とのろけると寝て起きたら連れがカレー作ってくれてたりして、私は正直感激しましたね。目がハートになったね。疲れのためその場で踊り狂うことはできませんでしたけど。あとやましい気持ちでいっぱいでした。それはもう耐えられず謝ったほどです。(若干きょとんとされた)二次元に造詣の深い我々的には二次元と三次元には明確な区別があるような気がするけど、そうでない人にとっては緋村剣心もゲイビ男優も五十歩百歩ではないかと思われました。まあ私はビデオ買ったり空想の中の非現実の王国でキャハハとなっているだけですから、自分は三次元だということでやましくても傍から見たら別に普段と特別変わった行動でも思考でもないに違いない。というわけで普段から自分がどれだけキショイオタクか判明して落ち込むかと思いきやニヤニヤしながらオリンピックの野球見て韓国怖えーと騒いだりしました。
その結果ポニョを見ることになり、ポニョ見た。笑って泣いた。もうよく分からん心理なんやけど、はやおの世界はいつからかすごい悲しくなった気がします。でも最初から悲しいか。ラピュタぐらいからずっとか。Sさんが「ポニョ面白かったらどれだけ最低な妄想してても心がキレイってことだよ!」と興味深い感想を言ってたので期待して見たんだけどこの胸が引き絞られるような悲しさはなんでしょう、リサ・カーがカーブを際どく曲がるとことか超楽しくてキャッキャしてたけど、モールス信号のとこと最後のとこと波打ち際の車椅子で泣いた。面白いかと言われたら面白かったんだけどなァ絶対キレイな心ではない気がする。詳しい感想はまたどこかで。
映画館の近くにヴィレヴァンがあり、何かルポ的なものはないかと思ってうろうろするだけのつもりが、気づいたら7,000円超える買い物をしていました。全部本だし。リアルに犯罪の臭いがするラインナップ……そろそろ何か軽犯罪を起こした場合に余罪追及されそうな本棚すぎるな。レジが何にも興味なさそうなバイト君でよかったです。
- 猟奇刑事マルサイ
- ラブレターフロム彼方
- 明日また電話するよ(これは別の日に買ったけど)
- 名前のない女たち 2 (宝島社文庫)
- 変性男子~HENSEI☆DANSHI (トーキングヘッズ叢書 第 35)
- 風俗ゼミナール 女の子編(※男の子編は当然ない)
ワンダーJAPANのバックナンバーとか吉田修一と本谷有希子の文庫とか、財布の状況を考慮して戻したため余計酷いことになってる。早見純はどっかで一回読んでる話ばっかりな気もしたけど、買っといたらいろいろ得しそうだったから買った。みかんRより共感できるんですけど……私頭おかしいな、本当に。今さら絶望も何もないですけど。大越孝太郎は「天国に結ぶ戀」が確か未完だけど傑作だと思ってたからついでに。まあたまに聞かれるんですけど猟奇ものは人間として興味があるだけで別に好きとかじゃありません。ていうか聞くなよ! アホか! 怖いわ! 好きなわけあるか!! と見事な逆ギレですね。まんがは一気に読んで、その他はどれも今並行して読み進め中。うーんはてな村とか狭いと思ってたけどよっぽどこっちのが狭いわ。
それから、もう全然元の興味とは違うとこに心だけ走っていってしまって、それが大阪地方裁判所だったという話で、けど地裁っていっぱい建物あって難しいですね! 経済とか法律とかの常識があんまないので右往左往して結局ネットに頼っています。というよりネットの方がクリティカルに情報得られた。ネット圧勝。そりゃネット中毒にもなります。まあそんな感じなので来月帰省するときちょっと梅田寄ろうかな。飛行機移動が気に入りすぎて神戸空港行きもう買っちゃったけどな。
ちょっと話それたけど、私はこうして興味の走るままに情報集めるのが好きで、それは完全にネットのおかげです。足でとかだったら絶対なかった。引きこもりだし。大学出るまで自己紹介の苦手欄には必ず調べ物って書いてたもん。それが変われば変わるもんだよ。そして、こういう情報集めのときのアドレナリンの出方は、みんながゲームやってるときとちょっと近い気がするんですよ。単なる調べ物じゃなくて、興味が連鎖する感じのとき。そのものが物語的なんです多分。
まあきっかけなんて大抵最悪なものだよ!
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現実…
- 2008-08-15 (金)
- as always
フツーに夏コミ行ってましたー死ぬほど暑かったけど!
で、今さら気づいたけどこの「フツーに」ってカタカナで書くの全然意識してなかったけど泉の喋りかこれ……かなりちょっと恥ずかしいです。買った本読んでるときに気づいた。というか今回、お金おろして行くのを忘れて手持ちがたいした金額なかったというのに、もう最初っから飛ばしまくってイエーイイエーイと買い物していたら最後1000円きってていい大人としては泣きそうでした。私アホや……いやもうここ数日の流れで筋金入りのアホやとは思ってたけどな。うん。
その筋金入りのアホとしては、ああもうなんか小説書きたい、という方向に欲求が倒れてしまい、完全に今恥ずかしい。完全に恥ずかしさでいっぱいです。某友人が「死ねばいいのに!」と言ったので「できれば死にたいわい!」と完全にコント調でやり合うほどだ。でもレビュー記事というのはそこそこ需要もありそうな気もするのでまあ置いとくけど。いつでも人生の展開早いのがmatonoです。というよりみんな引いてたよね、ごめんね。むしろわざわざ言うなって感じですよね。本当のところ何かマナー違反してやしないかとか冷や冷やしてもいますよね。もし自分がゲイだったら今の私のようなのはほんとに消えてくれと思うと思うものな……。
まあ極端から極端へ走るのはいつものことであって、私が買ったDVDの発売元はけっこう多分問題あるというか、女性客が多いというのは調べればすぐ分かるし、商売としてそういう方向性なら別にいいんだろうけどさ、たとえばこう、コミケ行きの電車に乗った非オタクの人に対してとてつもなく申し訳ない気持ちになるのと同じ気分になる感じです。開き直ってレビューしてるけどそんな感じだね。開き直ってるほうが読んでる人も楽しいと思うしね! と、ネクラはネクラなりに悩んどるのだ!!
開き直るといえばちょっと見逃してた情報もあって、統合すると私のアホさはそろそろ天竺に届くぞ! という、今笑い出したいような心境に達し(完全に病気)、夏コミといえば明日が本番、がんばってきます。憑物落としてきます……!
……本屋で「呪いの解き方」ってあって買いそうになったよ。
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オスのライオンを探しにいきます…
- 2008-08-13 (水)
- R-18
どうも、おきあがりこぼしです。

間違えましたmatonoです。
何度倒されても起き上がる強靭さを表現しようとしました。そんなわけで、ゲイビデオの男優にハマるという奇跡的なまでのダメっぷりを、今日もまたお送りしようと思います。つまるところ例のビデオが届きました。
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