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	<title>dutch-roll.com &#187; review</title>
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	<description>ジャンプ・サブカル・BL・乙女ゲー、日々雑感ミックスフレーバー</description>
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		<title>ヴェスペリア映画見てきたよ!</title>
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		<pubDate>Tue, 03 Nov 2009 14:47:32 +0000</pubDate>
		<dc:creator>matono</dc:creator>
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		<category><![CDATA[movie]]></category>

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		<description><![CDATA[				おもに睡魔が原因でみんなと見られなかったヴェスペリアを見てきました。まあ会社帰りにレイトショーでいいやとか思ってたら最寄の映画館がもう上映終了間近で昼しかやってないという事態、すごい慌てまして、祝日なのに会社行く感じで行ってきましたよ。メンバーズカード持ってるので300円引き、交通費も定期なのでタダだいとか色々安くあげる計算したにも関わらず、急に妙に萌えたので思わず豪華版パンフレットを買ってしまいました。甘いチョロい。
				
				というわけで、せっかくなのでネタバレも気にせず感想を書いてみたいと思います。ゲームやってないから、とんちんかんなこと言ってたらすみません。
				
				
				
				まず怒られるかもしれないおちゃらけネタを先につっこむことにすると、あのぅ、ユーリが靴下なしで素足にブーツを履いてるシーンがあって、それが気になってしまった私です。足に重大な病気を抱える可能性があるので、フレンも床が濡れてることよりそれを注意してあげてほしかったかもしれません。あんだけ床が濡れてるということは危険性がかなり高い!　ただ、ユーリは大雑把に見えるけど菌とか寄せ付けそうにない無菌のイメージなので、おそらく大丈夫なのだと思います。フレンのほうがどちらかというと小さい頃アトピーに悩んだりしてそうです。すごく勝手な感想です。ではあと普通に語ります。
				
				私はこういう「運命で結ばれかかってるのに運命に弄ばれてうまくいかない若い男の子二人」というのが、某児童文学を好きなことからも想像できるように、大好物でありまして、最後ユーリが騎士団を去るというのがストライク過ぎて卒倒しそうになりました。お腹にきた。私、Tさんの語りなど聞いていたはずなのに、ゲーム本編に関する予備知識がまったくないに等しかったので、まさか、まさかこの二人が離れ離れの道を歩くとは予想もしていなかったのです。というかエンドクレジット流れてるあいだも、離れ離れになる意味が分かんなくてですね（なんか信じたくなかった）、え? なんでそんな青い決断になるんですか? とか散々考えてしまい、結果として豪華版のパンフレットを買ってしまったというわけです。
				
				しかし、豪華版というのは何が豪華かというと、声優のグラビアインタビューが載ってる。つまり鳥海とまもの豪華ショットが4ページくらい続きます。正直、これでこの値段がついてるのは納得がいきません……!　なぜ、なぜまもにだけスタイリストがついてるんでしょうか!　この出たがり王子が!!　そういう憤りを感じざるを得ない。まあ鳥海&#38;まも好きにはたまらない出来とも言えるでしょう。私はどっちも好きですから（鳥海はテニスの千石さんのため）、グラビアもむしろ嬉しかった、憤ったけど嬉しかったですありがとうございましたー!!
				
				やけくそになりました。二人のインタビューで印象的だったことといえば、二人ともが「ユーリもフレンも喧嘩しすぎだろ」とつっこんでいたことです。鳥海が「ユーリってクールなキャラなのにあんな熱い頃もあったんですね」とか。まもはフレンを演じきったそうですよ。インタビューがあの声で再現されるくらいにはまも好きです。ゲームのユーリはそんなにクールなのかしら……気になって仕方がないです。
				
				そういえば映画本編で隊長が、というシーンで、隣に座ってたオタク女子（といっても自分よりは年上に見えました）が画面に向かって手を振っていたのが驚きでした。バイバイ、という意味でしょうか。私は映画館でニヤけたり泣いたりするのはお手の物なんですが、なんていうか、ボディランゲージで銀幕と通信した人には初めて遭遇しました。感心しきりです。その他、予告編でジャンプの話等していたので「銀魂ですか」と話しかけそうになりましたけど耐えた。この映画館、休みの日に行くとこんなにたくさん色んな人がいるんだなって思いました。普段（平日夜間）は自分含めても観客数一桁であることが多いのです。帰りにも「早くDVDなんないかなー」と言ってる高校生くらいの少女たちを見ました。あらゆる年代のファンがいる作品なんだなーと思った次第です。
				
				映画そのものの出来については、若干ながら不満もあって、間の取り方がなんだか映画に慣れてない感じ、序盤は素晴らしいと思うんですが中盤以降だれてくるというか。ただこれは私が舞台のテンポを好きなせいかもしれないです。もっとポンポン話が進んでほしいというか。しかし、このじれったさがまた、二人の近いようで遠い距離感を演出しているかと思うとそれもまた良しという、計算ずくだったらすごい。作画では殺陣（と言っていいのか）のシーンがすごくきれいに動いてたと思います。接近戦であんなうまいこと動くアニメ映画は見たことない、くらいに思いました。最近のアニメ、人が走るシーンすらおぼつかなかったりするのに……さすがI.G。
				
				本当にゲームが気になりますね。ユーリがおいしそうに食べてるあの赤い実のようなものは何? とか。パンフレット読んであれはグミだとか、マーボーカレーもお馴染みの食べ物だとか見て、昔弟がやってるのを横で見てたファンタジア、ディスティニーを思い出してみてもそこまで覚えてないし、何より本編ではユーリがクールというのが本当に本当なの? という興味でいっぱいです。ユーリが大変かっこよかったのです。けっこう欲深そうなところも魅力的です。単純に正義を貫くために生きてる人だったら髪は伸ばさないんじゃないかとかそんなことを考えました。それとも願掛け……? フレンもフレンでかっこいいですね。堅物に見えるのに気が長いとは言えないところと金髪碧眼がいいです。お風呂上りのフレンがあのままの髪型だったことにもちょっと萌えました。あれ生え癖だったんですね。（藤島康介の手癖かと思ってた）ユーリがそれからかったりしたら面白いかな、と思ったけど、多分ユーリはグミにしか興味がまだない、という感じで、好んでつっかかったりはしないんだろうな。暇なときは部屋の中ではなく街をぶらついてそうです。もしかしたら雨の日とかいいかもしれない。髪が広がったりしてるかもしれない。
				
				もちろんストーリー的に、悲しいシーンや感動もあったんだけども、非常にツボに近いところにいる二人だと思ったのでもう夢中で、ボディランゲージで別れを告げる余裕などあるはずもなく、むしろエンドクレジットのムービー（あとから調べたらあれがゲーム本編のオープニングなんですね!）でちょっとウルりました。女の子の双子出ないのね……けっこう好きな女の子キャラだったのでさびしいです。あれ、ちゃんと「恋愛感情が芽生えないように双子にした」って監督が言ってるの、さすがですね。女性に人気ある作品だからと脚本に女性を入れてるだけある。舞台裏が案外楽しい。
				
				とかもうズレまくってるけど、要するに、ゲームをやってみたくなりました。でも、Xbox360 か PS3 がないとできないんですね。ハードがあっても年に数回しかやる気を出さない私には、PS2 と DS 以外のゲームは正直ハードルが高いです。せめてHか隊長が近所に住んでたらよかったかもしれないんですが。あともし金に物を言わせてPS3を入手したとしても、RPG苦手というハードルもある。ゼノギアスは最初の村のじゃんけんゲームで勝てなくて旅立つのを諦めたほどですし、王国もまず最初の魔物みたいなやつに勝てなくて死亡、なんとか最初の街へ行っても方向感覚がつかめず死亡、テイルズシリーズに太刀打ちできるとは自分でも思えません。旅立つのを諦める勇者だからな!!　うう、なんでもやりこなす弟が羨ましいです。デモンズソウルとかベヨネッタやってみたい気持ちはあるのに。ワンダとか塊魂はできるというかむしろやり込んだのでアクション要素の強いRPGならなんとかなるかもしれないでしょうか。（知らねー!!）
				
				とりあえず冬コミもあるんで、しばらくは表紙の紙が豪華すぎる豪華版パンフレットに舌打ちするくらいで過ごすと思いますが、ときどき思い出してはウガーってなるんじゃないかと思います。運命的にすれ違ってる二人というのには本当に弱いのです。本編の最後どうなるのか考え出したらまた夜も眠れない。
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			<content:encoded><![CDATA[				<p>おもに睡魔が原因でみんなと見られなかったヴェスペリアを見てきました。まあ会社帰りにレイトショーでいいやとか思ってたら最寄の映画館がもう上映終了間近で昼しかやってないという事態、すごい慌てまして、祝日なのに会社行く感じで行ってきましたよ。メンバーズカード持ってるので300円引き、交通費も定期なのでタダだいとか色々安くあげる計算したにも関わらず、急に妙に萌えたので思わず豪華版パンフレットを買ってしまいました。甘いチョロい。</p>
				
				<p>というわけで、せっかくなのでネタバレも気にせず感想を書いてみたいと思います。ゲームやってないから、とんちんかんなこと言ってたらすみません。</p>
				
				<p><span id="more-344"></span></p>
				
				<p>まず怒られるかもしれないおちゃらけネタを先につっこむことにすると、あのぅ、ユーリが靴下なしで素足にブーツを履いてるシーンがあって、それが気になってしまった私です。足に重大な病気を抱える可能性があるので、フレンも床が濡れてることよりそれを注意してあげてほしかったかもしれません。あんだけ床が濡れてるということは危険性がかなり高い!　ただ、ユーリは大雑把に見えるけど菌とか寄せ付けそうにない無菌のイメージなので、おそらく大丈夫なのだと思います。フレンのほうがどちらかというと小さい頃アトピーに悩んだりしてそうです。すごく勝手な感想です。ではあと普通に語ります。</p>
				
				<p>私はこういう「運命で結ばれかかってるのに運命に弄ばれてうまくいかない若い男の子二人」というのが、某児童文学を好きなことからも想像できるように、大好物でありまして、最後ユーリが騎士団を去るというのがストライク過ぎて卒倒しそうになりました。お腹にきた。私、Tさんの語りなど聞いていたはずなのに、ゲーム本編に関する予備知識がまったくないに等しかったので、まさか、まさかこの二人が離れ離れの道を歩くとは予想もしていなかったのです。というかエンドクレジット流れてるあいだも、離れ離れになる意味が分かんなくてですね（なんか信じたくなかった）、え? なんでそんな青い決断になるんですか? とか散々考えてしまい、結果として豪華版のパンフレットを買ってしまったというわけです。</p>
				
				<p>しかし、豪華版というのは何が豪華かというと、声優のグラビアインタビューが載ってる。つまり鳥海とまもの豪華ショットが4ページくらい続きます。正直、これでこの値段がついてるのは納得がいきません……!　なぜ、なぜまもにだけスタイリストがついてるんでしょうか!　この出たがり王子が!!　そういう憤りを感じざるを得ない。まあ鳥海&amp;まも好きにはたまらない出来とも言えるでしょう。私はどっちも好きですから（鳥海はテニスの千石さんのため）、グラビアもむしろ嬉しかった、憤ったけど嬉しかったですありがとうございましたー!!</p>
				
				<p>やけくそになりました。二人のインタビューで印象的だったことといえば、二人ともが「ユーリもフレンも喧嘩しすぎだろ」とつっこんでいたことです。鳥海が「ユーリってクールなキャラなのにあんな熱い頃もあったんですね」とか。まもはフレンを演じきったそうですよ。インタビューがあの声で再現されるくらいにはまも好きです。ゲームのユーリはそんなにクールなのかしら……気になって仕方がないです。</p>
				
				<p>そういえば映画本編で隊長が、というシーンで、隣に座ってたオタク女子（といっても自分よりは年上に見えました）が画面に向かって手を振っていたのが驚きでした。バイバイ、という意味でしょうか。私は映画館でニヤけたり泣いたりするのはお手の物なんですが、なんていうか、ボディランゲージで銀幕と通信した人には初めて遭遇しました。感心しきりです。その他、予告編でジャンプの話等していたので「銀魂ですか」と話しかけそうになりましたけど耐えた。この映画館、休みの日に行くとこんなにたくさん色んな人がいるんだなって思いました。普段（平日夜間）は自分含めても観客数一桁であることが多いのです。帰りにも「早くDVDなんないかなー」と言ってる高校生くらいの少女たちを見ました。あらゆる年代のファンがいる作品なんだなーと思った次第です。</p>
				
				<p>映画そのものの出来については、若干ながら不満もあって、間の取り方がなんだか映画に慣れてない感じ、序盤は素晴らしいと思うんですが中盤以降だれてくるというか。ただこれは私が舞台のテンポを好きなせいかもしれないです。もっとポンポン話が進んでほしいというか。しかし、このじれったさがまた、二人の近いようで遠い距離感を演出しているかと思うとそれもまた良しという、計算ずくだったらすごい。作画では殺陣（と言っていいのか）のシーンがすごくきれいに動いてたと思います。接近戦であんなうまいこと動くアニメ映画は見たことない、くらいに思いました。最近のアニメ、人が走るシーンすらおぼつかなかったりするのに……さすがI.G。</p>
				
				<p>本当にゲームが気になりますね。ユーリがおいしそうに食べてるあの赤い実のようなものは何? とか。パンフレット読んであれはグミだとか、マーボーカレーもお馴染みの食べ物だとか見て、昔弟がやってるのを横で見てたファンタジア、ディスティニーを思い出してみてもそこまで覚えてないし、何より本編ではユーリがクールというのが本当に本当なの? という興味でいっぱいです。ユーリが大変かっこよかったのです。けっこう欲深そうなところも魅力的です。単純に正義を貫くために生きてる人だったら髪は伸ばさないんじゃないかとかそんなことを考えました。それとも願掛け……? フレンもフレンでかっこいいですね。堅物に見えるのに気が長いとは言えないところと金髪碧眼がいいです。お風呂上りのフレンがあのままの髪型だったことにもちょっと萌えました。あれ生え癖だったんですね。（藤島康介の手癖かと思ってた）ユーリがそれからかったりしたら面白いかな、と思ったけど、多分ユーリはグミにしか興味がまだない、という感じで、好んでつっかかったりはしないんだろうな。暇なときは部屋の中ではなく街をぶらついてそうです。もしかしたら雨の日とかいいかもしれない。髪が広がったりしてるかもしれない。</p>
				
				<p>もちろんストーリー的に、悲しいシーンや感動もあったんだけども、非常にツボに近いところにいる二人だと思ったのでもう夢中で、ボディランゲージで別れを告げる余裕などあるはずもなく、むしろエンドクレジットのムービー（あとから調べたらあれがゲーム本編のオープニングなんですね!）でちょっとウルりました。女の子の双子出ないのね……けっこう好きな女の子キャラだったのでさびしいです。あれ、ちゃんと「恋愛感情が芽生えないように双子にした」って監督が言ってるの、さすがですね。女性に人気ある作品だからと脚本に女性を入れてるだけある。舞台裏が案外楽しい。</p>
				
				<p>とかもうズレまくってるけど、要するに、ゲームをやってみたくなりました。でも、Xbox360 か PS3 がないとできないんですね。ハードがあっても年に数回しかやる気を出さない私には、PS2 と DS 以外のゲームは正直ハードルが高いです。せめてHか隊長が近所に住んでたらよかったかもしれないんですが。あともし金に物を言わせてPS3を入手したとしても、RPG苦手というハードルもある。ゼノギアスは最初の村のじゃんけんゲームで勝てなくて旅立つのを諦めたほどですし、王国もまず最初の魔物みたいなやつに勝てなくて死亡、なんとか最初の街へ行っても方向感覚がつかめず死亡、テイルズシリーズに太刀打ちできるとは自分でも思えません。旅立つのを諦める勇者だからな!!　うう、なんでもやりこなす弟が羨ましいです。デモンズソウルとかベヨネッタやってみたい気持ちはあるのに。ワンダとか塊魂はできるというかむしろやり込んだのでアクション要素の強いRPGならなんとかなるかもしれないでしょうか。（知らねー!!）</p>
				
				<p>とりあえず冬コミもあるんで、しばらくは表紙の紙が豪華すぎる豪華版パンフレットに舌打ちするくらいで過ごすと思いますが、ときどき思い出してはウガーってなるんじゃないかと思います。運命的にすれ違ってる二人というのには本当に弱いのです。本編の最後どうなるのか考え出したらまた夜も眠れない。</p>
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		<title>夢あふれて山河あり～空気人形</title>
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		<pubDate>Mon, 26 Oct 2009 15:41:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>matono</dc:creator>
				<category><![CDATA[as always]]></category>
		<category><![CDATA[movie]]></category>

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		<description><![CDATA[				久々に忙しいし、毎度のことながら薬の飲み始めは副作用で胃腸がやられるんですが、追い討ちをかけるようにじゃがいもの毒に中りました。人体の異変には慣れているつもりの私でも、今回はびびったです。いやこれはない。はるか昔、小学校の調理実習でも似たような目に遭って以来三度目くらいです。ということはアルカロイド系の神経毒に極端に弱いんじゃないかと思います。（それならニコチンでとっくに死んでるだろ）とか冷静に分析している場合でもなく、朝から盛大にアレしまして虚脱、会社に電話したら爆笑されるし困ったものです。この毒は下手したら死ぬので爆笑は良くないよ!　でも生きてたのでまあよかったという感じです。有機栽培のやつは毒素も多いらしいからみんな気をつけてください。これでもかというほど厚めに皮むいたほうがいいで。私も調理には気をつけてたんだけど、とくに成長が早くて毒が作られやすい品種だったっぽい。医者も脱水に気をつけて胃腸薬飲んどけ程度だったし今はけろっとしています。
				
				それにしても先週見た「空気人形」がよかったです。是枝監督の新作。同監督は「誰も知らない」以降しつこく見てるんですが、「花よりもなほ」が期待したほどでもなかったのでちょっと疎遠になってて、しかし今回のテーマにあまりにも惹かれたので平日とぼとぼ遠征して見ました。今「東のエデン」スペシャル仕様になってるショッピングモールです。すっごいでかいパネル出てるし、アニメにも出てきた映画館内のバーではエデンをイメージしたカクテルとかあって感動した。カップル向けっぽすぎてさすがに入れなかったけど。（こと映画に関しては異常なほどお一人様指向なのですが、場末とかじゃないきちんとしたバーはさすがに気を使う）
				
				そんでだから「空気人形」がよかったという話です。ネタバレするけどいいよね？（答えは一応聞いておきます）
				
				
				
				これあらすじを書かないとわけ分からないと思うので、先にあらすじを言っておくと、ある日突然ビニール製のラブドール（というかダッチワイフ、これが空気人形）が心を持って動き出す、という、そういう話です。私の夢が詰まりすぎててちょっと逆に怖いようなテーマです。ラブドールの持ち主は板尾創路、空気人形にペ・ドゥナ、空気人形がフラフラと恋をしてしまうビデオ屋の店員がARATAという、明らかにおかしい、いい意味で狂ってる配役です。ARATA、すごく好みですけどいわゆるイケメンではないし。
				
				しかしながらARATAの年のとり方の見事さといったらなかったです。「ピンポン」の頃の、どこか幼い感じがなくなって、ほんま、いい年の兄ちゃんになってました。でもあの暗さはそのまま。声も変わらない。「真夜中の弥次さん喜多さん」のときは妙な役すぎて全然意識してなかったけど、主役級で出てくるとじっくり眺められてもうなんか辛いですね。なんであんな出てくるだけで切ないのでしょうか。堺雅人の泣き笑い顔に唯一対抗できる役者だと思います。
				
				対する板尾も、ありえないほどラブドールの似合う中年を演じ切っていて驚きました。この映画が、暗くて妙なテーマなのにコミカルタッチな情けなさも残してるのは、ひとえに板尾の魅力ゆえだと思う。ラブドールからオナホ外して風呂場で洗ってるシーンが冒頭に出てくるんですけどこれがまた悲しいし笑えるし性的な恋愛の情けなさを非常によく体現してた。ああいうの出されるとBLなどは寓話としても完敗な気がします。その後も延々救われない、最後までひとりぼっちの板尾、なんとなく自分の未来を重ねて見てしまって泣けたね。もう人形でいいやとか思う心の最終形態はアレですよ、愛してる愛してるってラブドールに語りかけながらひとりでオナホ洗うのよ、それだって人間の姿というのがすごい究極的にワイルド。人間、私、ワイルド。（違う違う）
				
				んで、ペ・ドゥナも超かわいいんですよね、メイド服だけじゃなく、ひらひらふりふりのワンピースから超ミニまで、何よりラムネの空き瓶があんなに似合う女の子は既に絶滅したと思ってたけどペ・ドゥナがいましたかという感じです。驚きました。映像の中の話ですけど、たとえ映像でもラムネの空き瓶をあそこまで自然に使いこなそうとすると中二の代表映像作家岩井俊二大先生（←褒め言葉ですよ、DVDとかけっこう持ってるくらい見てますよ）くらいまで心を痛めつけないとダメじゃんとか思ってたけど全然、是枝監督ナチュラル。超ナチュラルに浜辺でARATAとデート、ラムネの空き瓶をわあーってかわいい声をあげながら拾うシークエンス、完璧です。非の打ちどころがなかった。
				
				こうした主人公に、過食症の女（星野真理※マジで見直した）とかニュースで見た殺人事件を自分がやったって思い込んで話してまわる老女とかその話を聞かされ続ける警察官とか老いに逆らい続ける悲しいOLとか変態青年とか今にも死にそうな老齢の元教師とかがぞくぞく出てきて、群像劇風になる。群像劇でないのは、常に空気人形にスポットが当たってるからですけど、街いっこ丸ごと一昔前の差別的なイメージで構成された閉鎖病棟みたいなんですよ。ロケ地は築地の奥のほう、戦前の建物とかまだ残ってるような地区で、そこから東を眺めるとエデンのショッピングモールのあたり、開発が進んでガンガン高いビルが建ってる地帯が見えるという。（ちょうど自分がいる映画館のあたりが対岸に見える超ラッキーな状態だった）ラブドールが動き出すみたいな退廃的な展開を、この景色がうまいことオシャレ仕立てに丸め込んでて、World&#8217;s End Girlfriendのカワイイ音楽ともすごく合っててよかった。今度ぜひ写真を撮りに行きたいと思います。高いカメラ買おう……。
				
				最終的にこの話、がんがん悲劇的な展開になってくんですけど、そこも敢えてネタバレすることにすると、人間みたいに動けるようになって嬉しくてしょうがない空気人形は、ビデオ屋の店員に恋をして自分のご主人様である中年男を捨て、キラキラ世界は美しいと思いながら生きようとするのに、やっぱどうしてもその体はビニールのままで、空気が抜けたらしぼむし、空気入れのポンプを捨てても年をとることはできないし、造物主である人形師（これまたオダジョーがえらい素敵な芝居をする）も絶対的な答えをくれるわけではなく、自分の仲間たちは「燃えないごみ」として捨てられる運命で、人間も所詮は「燃えるごみ」ですよと。一方ビデオ屋の兄ちゃんは、空気人形を見て「自分も同じようなもんだよ」と自虐的なことを言ってて、それを空気人形はもう心から信じちゃってこの兄ちゃんもビニールの人形なんだって思ってんのね、だからやっと思いが通じて兄ちゃんと結ばれそう、っていうときに悲しいことになる。まあこれもこの映画特有のエロシーンで、空気の抜けた空気人形に兄ちゃんが「息を吹き込む」という映像をして擬似的に性交のように見せてるわけなんですけどこれがまた卒倒するほどエロいシーンなんだけど、公開終了間際ですがぜひ映画館で見てください、空気人形はこのエロい行為を自分と同じ体を持つ（と思い込んでる）兄ちゃんにもしてあげたいと思い、兄ちゃんの腹をぶっ刺して「あなたの栓はどこ？」って聞くのよね、切ない、こんな切ない話ないだろ、結局兄ちゃんは血まみれになり息絶え燃えるごみの袋に入れられた挙句ゴミ捨て場に放置され、空気人形も愛を失ったと思って自ら燃えないごみ置き場に横たわる、エンディング。
				
				この怒涛の展開が本当に素晴らしいの一言に尽きる。私はなんだか感極まって泣きましたし、オナホ洗うシーンから地続きでこんな美しい最悪のエンディングに繋がるっていう、単館系の邦画ならではというかどっちかというと是枝映画ならではの気もするけど、ちょっと首とかが震えるレベルの感銘を受けました。バッドエンドとか破綻が多いとかそういうものは好きなのでたくさん見たり読んだりしましたが、これほど清濁どっちも持ってて尚且つ綺麗なオチというのは、滅多にない、というか初めてかもしれない。強いて言うなら「メゾン・ド・ヒミコ」や「嫌われ松子の一生」が似た感じだろうと思いますが。（岩井俊二までくると破綻の分量が明らかに多いしより一般向けになる）あとついでみたいに書くけど星野真理の中性的な顔立ちがストライク過ぎて困った。一撃必殺、隙のない顔をしています、この映画限定で。
				
				いやもうだらだら書いたので誰もここまで読まないとは思いますが、マジでこれは書きとめておかないと自分が後悔する気がしたので心ゆくまで今書かせてもらいました。今シーズン気になる映画たくさんあったのに、これだけでほぼお腹いっぱいになってしまった。まあでもヴェスペリアとカイジは見ます意地で。カイジ原作が死ぬほど面白かったんで+藤原竜也。とか最後に書いても明らかに蛇足だな、とにかく心に愛と夢と絶望があふれて刃物を研ぐみたいな感覚を取り戻せる気がしたので、おすすめですすごく。
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			<content:encoded><![CDATA[				<p>久々に忙しいし、毎度のことながら薬の飲み始めは副作用で胃腸がやられるんですが、追い討ちをかけるようにじゃがいもの毒に中りました。人体の異変には慣れているつもりの私でも、今回はびびったです。いやこれはない。はるか昔、小学校の調理実習でも似たような目に遭って以来三度目くらいです。ということはアルカロイド系の神経毒に極端に弱いんじゃないかと思います。（それならニコチンでとっくに死んでるだろ）とか冷静に分析している場合でもなく、朝から盛大にアレしまして虚脱、会社に電話したら爆笑されるし困ったものです。この毒は下手したら死ぬので爆笑は良くないよ!　でも生きてたのでまあよかったという感じです。有機栽培のやつは毒素も多いらしいからみんな気をつけてください。これでもかというほど厚めに皮むいたほうがいいで。私も調理には気をつけてたんだけど、とくに成長が早くて毒が作られやすい品種だったっぽい。医者も脱水に気をつけて胃腸薬飲んどけ程度だったし今はけろっとしています。</p>
				
				<p>それにしても先週見た「空気人形」がよかったです。是枝監督の新作。同監督は「誰も知らない」以降しつこく見てるんですが、「花よりもなほ」が期待したほどでもなかったのでちょっと疎遠になってて、しかし今回のテーマにあまりにも惹かれたので平日とぼとぼ遠征して見ました。今「東のエデン」スペシャル仕様になってるショッピングモールです。すっごいでかいパネル出てるし、アニメにも出てきた映画館内のバーではエデンをイメージしたカクテルとかあって感動した。カップル向けっぽすぎてさすがに入れなかったけど。（こと映画に関しては異常なほどお一人様指向なのですが、場末とかじゃないきちんとしたバーはさすがに気を使う）</p>
				
				<p>そんでだから「空気人形」がよかったという話です。ネタバレするけどいいよね？（答えは一応聞いておきます）</p>
				
				<p><span id="more-340"></span></p>
				
				<p>これあらすじを書かないとわけ分からないと思うので、先にあらすじを言っておくと、ある日突然ビニール製のラブドール（というかダッチワイフ、これが空気人形）が心を持って動き出す、という、そういう話です。私の夢が詰まりすぎててちょっと逆に怖いようなテーマです。ラブドールの持ち主は板尾創路、空気人形にペ・ドゥナ、空気人形がフラフラと恋をしてしまうビデオ屋の店員がARATAという、明らかにおかしい、いい意味で狂ってる配役です。ARATA、すごく好みですけどいわゆるイケメンではないし。</p>
				
				<p>しかしながらARATAの年のとり方の見事さといったらなかったです。「ピンポン」の頃の、どこか幼い感じがなくなって、ほんま、いい年の兄ちゃんになってました。でもあの暗さはそのまま。声も変わらない。「真夜中の弥次さん喜多さん」のときは妙な役すぎて全然意識してなかったけど、主役級で出てくるとじっくり眺められてもうなんか辛いですね。なんであんな出てくるだけで切ないのでしょうか。堺雅人の泣き笑い顔に唯一対抗できる役者だと思います。</p>
				
				<p>対する板尾も、ありえないほどラブドールの似合う中年を演じ切っていて驚きました。この映画が、暗くて妙なテーマなのにコミカルタッチな情けなさも残してるのは、ひとえに板尾の魅力ゆえだと思う。ラブドールからオナホ外して風呂場で洗ってるシーンが冒頭に出てくるんですけどこれがまた悲しいし笑えるし性的な恋愛の情けなさを非常によく体現してた。ああいうの出されるとBLなどは寓話としても完敗な気がします。その後も延々救われない、最後までひとりぼっちの板尾、なんとなく自分の未来を重ねて見てしまって泣けたね。もう人形でいいやとか思う心の最終形態はアレですよ、愛してる愛してるってラブドールに語りかけながらひとりでオナホ洗うのよ、それだって人間の姿というのがすごい究極的にワイルド。人間、私、ワイルド。（違う違う）</p>
				
				<p>んで、ペ・ドゥナも超かわいいんですよね、メイド服だけじゃなく、ひらひらふりふりのワンピースから超ミニまで、何よりラムネの空き瓶があんなに似合う女の子は既に絶滅したと思ってたけどペ・ドゥナがいましたかという感じです。驚きました。映像の中の話ですけど、たとえ映像でもラムネの空き瓶をあそこまで自然に使いこなそうとすると中二の代表映像作家岩井俊二大先生（←褒め言葉ですよ、DVDとかけっこう持ってるくらい見てますよ）くらいまで心を痛めつけないとダメじゃんとか思ってたけど全然、是枝監督ナチュラル。超ナチュラルに浜辺でARATAとデート、ラムネの空き瓶をわあーってかわいい声をあげながら拾うシークエンス、完璧です。非の打ちどころがなかった。</p>
				
				<p>こうした主人公に、過食症の女（星野真理※マジで見直した）とかニュースで見た殺人事件を自分がやったって思い込んで話してまわる老女とかその話を聞かされ続ける警察官とか老いに逆らい続ける悲しいOLとか変態青年とか今にも死にそうな老齢の元教師とかがぞくぞく出てきて、群像劇風になる。群像劇でないのは、常に空気人形にスポットが当たってるからですけど、街いっこ丸ごと一昔前の差別的なイメージで構成された閉鎖病棟みたいなんですよ。ロケ地は築地の奥のほう、戦前の建物とかまだ残ってるような地区で、そこから東を眺めるとエデンのショッピングモールのあたり、開発が進んでガンガン高いビルが建ってる地帯が見えるという。（ちょうど自分がいる映画館のあたりが対岸に見える超ラッキーな状態だった）ラブドールが動き出すみたいな退廃的な展開を、この景色がうまいことオシャレ仕立てに丸め込んでて、World&#8217;s End Girlfriendのカワイイ音楽ともすごく合っててよかった。今度ぜひ写真を撮りに行きたいと思います。高いカメラ買おう……。</p>
				
				<p>最終的にこの話、がんがん悲劇的な展開になってくんですけど、そこも敢えてネタバレすることにすると、人間みたいに動けるようになって嬉しくてしょうがない空気人形は、ビデオ屋の店員に恋をして自分のご主人様である中年男を捨て、キラキラ世界は美しいと思いながら生きようとするのに、やっぱどうしてもその体はビニールのままで、空気が抜けたらしぼむし、空気入れのポンプを捨てても年をとることはできないし、造物主である人形師（これまたオダジョーがえらい素敵な芝居をする）も絶対的な答えをくれるわけではなく、自分の仲間たちは「燃えないごみ」として捨てられる運命で、人間も所詮は「燃えるごみ」ですよと。一方ビデオ屋の兄ちゃんは、空気人形を見て「自分も同じようなもんだよ」と自虐的なことを言ってて、それを空気人形はもう心から信じちゃってこの兄ちゃんもビニールの人形なんだって思ってんのね、だからやっと思いが通じて兄ちゃんと結ばれそう、っていうときに悲しいことになる。まあこれもこの映画特有のエロシーンで、空気の抜けた空気人形に兄ちゃんが「息を吹き込む」という映像をして擬似的に性交のように見せてるわけなんですけどこれがまた卒倒するほどエロいシーンなんだけど、公開終了間際ですがぜひ映画館で見てください、空気人形はこのエロい行為を自分と同じ体を持つ（と思い込んでる）兄ちゃんにもしてあげたいと思い、兄ちゃんの腹をぶっ刺して「あなたの栓はどこ？」って聞くのよね、切ない、こんな切ない話ないだろ、結局兄ちゃんは血まみれになり息絶え燃えるごみの袋に入れられた挙句ゴミ捨て場に放置され、空気人形も愛を失ったと思って自ら燃えないごみ置き場に横たわる、エンディング。</p>
				
				<p>この怒涛の展開が本当に素晴らしいの一言に尽きる。私はなんだか感極まって泣きましたし、オナホ洗うシーンから地続きでこんな美しい最悪のエンディングに繋がるっていう、単館系の邦画ならではというかどっちかというと是枝映画ならではの気もするけど、ちょっと首とかが震えるレベルの感銘を受けました。バッドエンドとか破綻が多いとかそういうものは好きなのでたくさん見たり読んだりしましたが、これほど清濁どっちも持ってて尚且つ綺麗なオチというのは、滅多にない、というか初めてかもしれない。強いて言うなら「メゾン・ド・ヒミコ」や「嫌われ松子の一生」が似た感じだろうと思いますが。（岩井俊二までくると破綻の分量が明らかに多いしより一般向けになる）あとついでみたいに書くけど星野真理の中性的な顔立ちがストライク過ぎて困った。一撃必殺、隙のない顔をしています、この映画限定で。</p>
				
				<p>いやもうだらだら書いたので誰もここまで読まないとは思いますが、マジでこれは書きとめておかないと自分が後悔する気がしたので心ゆくまで今書かせてもらいました。今シーズン気になる映画たくさんあったのに、これだけでほぼお腹いっぱいになってしまった。まあでもヴェスペリアとカイジは見ます意地で。カイジ原作が死ぬほど面白かったんで+藤原竜也。とか最後に書いても明らかに蛇足だな、とにかく心に愛と夢と絶望があふれて刃物を研ぐみたいな感覚を取り戻せる気がしたので、おすすめですすごく。</p>
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		<title>キングはにんじんを食べるか</title>
		<link>http://dutch-roll.com/review/movie/313.html</link>
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		<pubDate>Fri, 04 Sep 2009 02:17:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>matono</dc:creator>
				<category><![CDATA[movie]]></category>

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		<description><![CDATA[				夏も終わりかけになってから見てきました、サマーウォーズ。先日エヴァを（1X年ぶりに）見て懐かしさとともに心底感動しまして、日本はアニメだねと、劇場版MWで絶望した心が蘇りまして、じゃあもうサマーウォーズは見とくしかない。そもそもネットでも評価が高かったし、プチオンリーとかもあるくらいだし、期待に胸も膨らみます。そしてまったく期待を裏切らない素晴らしい映画でした!　以下ネタバレあるので続きで。
				
				
				
				技術的なリアリティ
				
				エヴァもなんですけど、細かい点を除けば技術的に無理がなさそうに見えるのがまずすごいと思います。なんかリアリティがある。劇場版MWみたいな、特定人物を顔認識するでもなくカメラが自動追尾したりとか、銀行員のPC画面がおそろしく豪華なGUIだったりとか、時代設定が現代であるにも関わらず「無茶な」あるいは「無駄に万能な」技術が登場するのって、やっぱしちょっと冷めるのです。
				
				その点サマーウォーズは、各種SNSやセカンドライフみたいな仮想空間やMMORPGが加速度的に成長したらまあOZみたいにもなるよねとか、アバターたちが異常にリアルに動いてるのも「バーチャルリアリティの中の映像を想像した誰かの頭の中の画面」として見るとすごく納得感がある。実際にカジノをキャッシュレス化してネットワーク対応させる、とかいう実験もあったはずなので、AIのディーラーと対決なんてのは余裕でありえるし、キャッシュレス化というのもけっこう面白くて賭け金が必ずしも現実の通貨と同等の価値観を持たない可能性がある、つまりなんというか、「現金」が持ってるようなリアリティはむしろ失われてよくて、アホみたいな高額配当もありえるし、国を賭けてとか世界を賭けてとか、コンピュータだらけのカジノでアバターじゃない現実の人間が言い出してもおかしくない、と個人的には思います。
				
				まあね、SF的な要素に納得できるかどうかなんて個人差すごい大きい話だと思うけど……ゆえに私にはすごく「ありえる近未来」に思えたんですけど。だってラブマシーンのような「好奇心を持った」AIを開発するとしたらって考えるとさ、設計がすぐ浮かぶわけじゃないけど、セル・オートマトンとかライフゲームとかみたいに、自分のメモリ領域を無限増幅させる何か、とか、それをMMORPGの基幹プログラムに埋める感じかな、みたいな、想像の余地が余裕であってですね、既にリアリティ関係なく楽しいし!!　（楽しいけど、私はこういう再帰的な論理モデルがものすごく苦手だから途中でこんがらがる）
				
				あとチャット画面とかがTwitterクライアントっぽいのも「いいねいいね」って感じだったり。パンフレット読んでみたら、監督の言ってることがすごくよく分かるというか、「昔はSFものには聞けばなんでも答えてくれる天才博士の存在がわりと必須だったけど、現代の人たちは分からないことがあったらまずインターネットで調べるでしょう?」という、その感覚が鋭いと思う。そういう発想から「敵＝AI」になったからこその、説得力があったんだなと思って。
				
				そんな感じで、リアリティあるのかないのかというより、「ありえなくないしあったら面白い」とその先を追究したいと思わせられるかどうかなんかな。そういう意味でエヴァもサマーウォーズも夏の二大アニメはきちんとツボを押さえてた!
				
				キャラ萌えもある!
				
				私がどのキャラを好きかといったらそりゃもうキングカズマですよ。（アバターのほう）オープニングのとこでちょっと出てくるじゃないですか、あの立ち姿でキュンと来てしまいまして、普段だったらありえない方向性なんだけど、なんかあの音楽と一緒にジャーンて出てくる「KING」の文字列に私は惚れたんだ!!　現実の佳主馬くんも全然好みですが、声の谷村美月が……あの声がなぜかどうしても受け入れがたい、最後まで私は佳主馬って実は女の子なのかなと思ってました。本気で長男らしいけど。うーんやっぱりぜひとも声優さんにやってほしかったな佳主馬……だけじゃなく全キャラ。
				
				さてキングはキングで大好きですが、侘助さんも好き。あの性格と顔で41歳というプロフィールに、むしろプロフィールにドキドキが止まらない。せいぜい30歳くらいかと思ってたのに。41歳がばあちゃんばあちゃんって嬉しそうにさあ、叱られたら拗ねて出てったり、ナツキのような小娘でさえうまいこと煙に巻いてるようで巻けていない（パスワードばれてる）。あんなかわいい41歳いていいんですか、かわいさが犯罪級ですか。そして侘助さんを幸せにできる人材が陣内家にはいないという。サーチまわったら健二が絡んでくるのが予想通り多かったのですが、健二じゃ侘助さんは手に余るだろう、というか健二は一人っ子なのに“健二”なの?
				
				そうなってくるとカズマ様が侘助さんを、とか考えないでもないんですが、これもちょっと無理があるというか、カズマもカズマで似たような性格してるからな……侘助よりはしっかりしてるけど。感情表現も素直だけどさ。というわけで萌えはするけど全然カップリングとかに出来ないとっちらかった状態であります。健二はもう佐久間と付き合えばいいと思います。ただしアバターに関していえばキング×仮ケンジがすごい好きなんですけど。ビジュアル的に。キングってウサギさんだからにんじん食べるのかなあ……鼻血出そう。あーそうか侘助さんと同年代なら自衛隊の理一さんがいるな。（結婚してるけど）←間違えた、独身だわあの人。でも理一さんかっこよすぎて怖い。
				
				強固で安心感のあるストーリー
				
				うちの弟などは「若者が昔はよかった感出すの醜悪」とかひねくれたことを言ってましたが、陣内家は「古き良き日本」とは違う、単なる大家族っつーか。しかもあの人たち大人数でずっと同じ家で暮らしてるわけじゃないし、単に非日常なんですよね、非日常のちょっとした戦争、サマーウォーズ。しかももう、見始めた時点から敵は明らかで、絶対に陣内家が勝つって分かってるウォーゲームなわけです、その安心感があってなお、引き込まれる脚本に仕上がってる、もはや「100%オリジナルの」物語なんてそう生まれないのですから、あわせ技もひとつのストーリーテリング、あの完成度なら私はすごく好き。
				
				しかも私、なんか分からんけど泣きまくりだったよー。おばあちゃんのかっこよさでまず泣いて（電話かけまくって「あんたならできる」って言うシーン）、次にラブマシーンを最初に追い詰めるとこ（城のかたちをしたスパコンに誘い込むところ）でまた泣き、その後わりかし泣きっぱなしではあったんだけど、最後のこいこいでは危うく画面が見えなくなるところでした。まあ最近精神的に落ち込んでたことも関係してるけど。年とるほどに涙もろくなるのであった。
				
				それでなんか、示唆を得たように思ったのは、エネルギーの連鎖と爆発というか、「ナツキ、ぼくのアカウント預けます」のあの連鎖の中に確実に観客も巻き込まれてて、あの瞬間みんな自分のアカウントをナツキに預けてるんだと思うんですよね（ナツキが嫌いでなければ）、それが映像で視覚的にばばばっと、地球規模にまで引いてくカメラワークで鳥肌たつっていうか、映画の醍醐味ですよねああいう派手さ、そしてみんながナツキの勝利を確信しながらも祈ってる、そこにちゃんとタメもあって、心の準備ができたところで一番大きな爆発が起こる、繋がり・連鎖・エネルギー・タメ・爆発・勝利＋音響、という、まるで少年まんがの典型のような、本当に見事な演出だと思います。
				
				ただあのタイミングでジョンとヨーコがアイテムを携えて出てくるなら、もっと前にジョンとヨーコでAIを排斥できなかったのか、とか一瞬思ったけど。いや、あの、野暮なツッコミでした。
				
				まとめると
				
				いやーもう実に素晴らしいというか好きな感じの映画だった。エヴァは懐かしすぎて泣きまくりになるし、なんかあのBGMもう聴いただけで胸が痛いからもう一回見に行ったら心臓止まりそうだとか思って次はBDで、と決意したんですけど、サマーウォーズは何回でも劇場で見たいなあ。公開してだいぶ経つのにまだ満席近く人が入ってて、多分私と同じように何回目かの人も少なくないんだと思う。（あとリアル高校生が見に来ててたまたま隣が高校生の男の子だったのでボロ泣きしてるのがクソ恥ずかしかったです。彼らはとくに感動している様子なかった）
				
				時かけは「おじさんの願望のようなものが後ろに透けて見える気がして辛い」という残念な感想を抱いた私だけども、サマーウォーズはフェティシズムをギャグで片付けるくらいにはサッパリしててほんと気持ちよく見られる、ここんとこではもっとも良く出来た映画ではないかと思います。マッドハウスもさすがです。CGの技術半端ない。深い歴史をうかがわせる。というかもうマッドハウス行きてぇよーうわーん。
				
				なんとなく流れで気が向いたので「ぼくの地球を守って」を読み始めました。読んでないのが恥ずかしかったんだ。それについてはまた次回。
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			<content:encoded><![CDATA[				<p>夏も終わりかけになってから見てきました、サマーウォーズ。先日エヴァを（1X年ぶりに）見て懐かしさとともに心底感動しまして、日本はアニメだねと、劇場版MWで絶望した心が蘇りまして、じゃあもうサマーウォーズは見とくしかない。そもそもネットでも評価が高かったし、プチオンリーとかもあるくらいだし、期待に胸も膨らみます。そしてまったく期待を裏切らない素晴らしい映画でした!　以下ネタバレあるので続きで。</p>
				
				<p><span id="more-313"></span></p>
				
				<h2>技術的なリアリティ</h2>
				
				<p>エヴァもなんですけど、細かい点を除けば技術的に無理がなさそうに見えるのがまずすごいと思います。なんかリアリティがある。劇場版MWみたいな、特定人物を顔認識するでもなくカメラが自動追尾したりとか、銀行員のPC画面がおそろしく豪華なGUIだったりとか、時代設定が現代であるにも関わらず「無茶な」あるいは「無駄に万能な」技術が登場するのって、やっぱしちょっと冷めるのです。</p>
				
				<p>その点サマーウォーズは、各種SNSやセカンドライフみたいな仮想空間やMMORPGが加速度的に成長したらまあOZみたいにもなるよねとか、アバターたちが異常にリアルに動いてるのも「バーチャルリアリティの中の映像を想像した誰かの頭の中の画面」として見るとすごく納得感がある。実際にカジノをキャッシュレス化してネットワーク対応させる、とかいう実験もあったはずなので、AIのディーラーと対決なんてのは余裕でありえるし、キャッシュレス化というのもけっこう面白くて賭け金が必ずしも現実の通貨と同等の価値観を持たない可能性がある、つまりなんというか、「現金」が持ってるようなリアリティはむしろ失われてよくて、アホみたいな高額配当もありえるし、国を賭けてとか世界を賭けてとか、コンピュータだらけのカジノでアバターじゃない現実の人間が言い出してもおかしくない、と個人的には思います。</p>
				
				<p>まあね、SF的な要素に納得できるかどうかなんて個人差すごい大きい話だと思うけど……ゆえに私にはすごく「ありえる近未来」に思えたんですけど。だってラブマシーンのような「好奇心を持った」AIを開発するとしたらって考えるとさ、設計がすぐ浮かぶわけじゃないけど、セル・オートマトンとかライフゲームとかみたいに、自分のメモリ領域を無限増幅させる何か、とか、それをMMORPGの基幹プログラムに埋める感じかな、みたいな、想像の余地が余裕であってですね、既にリアリティ関係なく楽しいし!!　（楽しいけど、私はこういう再帰的な論理モデルがものすごく苦手だから途中でこんがらがる）</p>
				
				<p>あとチャット画面とかがTwitterクライアントっぽいのも「いいねいいね」って感じだったり。パンフレット読んでみたら、監督の言ってることがすごくよく分かるというか、「昔はSFものには聞けばなんでも答えてくれる天才博士の存在がわりと必須だったけど、現代の人たちは分からないことがあったらまずインターネットで調べるでしょう?」という、その感覚が鋭いと思う。そういう発想から「敵＝AI」になったからこその、説得力があったんだなと思って。</p>
				
				<p>そんな感じで、リアリティあるのかないのかというより、「ありえなくないしあったら面白い」とその先を追究したいと思わせられるかどうかなんかな。そういう意味でエヴァもサマーウォーズも夏の二大アニメはきちんとツボを押さえてた!</p>
				
				<h2>キャラ萌えもある!</h2>
				
				<p>私がどのキャラを好きかといったらそりゃもうキングカズマですよ。（アバターのほう）オープニングのとこでちょっと出てくるじゃないですか、あの立ち姿でキュンと来てしまいまして、普段だったらありえない方向性なんだけど、なんかあの音楽と一緒にジャーンて出てくる「KING」の文字列に私は惚れたんだ!!　現実の佳主馬くんも全然好みですが、声の谷村美月が……あの声がなぜかどうしても受け入れがたい、最後まで私は佳主馬って実は女の子なのかなと思ってました。本気で長男らしいけど。うーんやっぱりぜひとも声優さんにやってほしかったな佳主馬……だけじゃなく全キャラ。</p>
				
				<p>さてキングはキングで大好きですが、侘助さんも好き。あの性格と顔で41歳というプロフィールに、むしろプロフィールにドキドキが止まらない。せいぜい30歳くらいかと思ってたのに。41歳がばあちゃんばあちゃんって嬉しそうにさあ、叱られたら拗ねて出てったり、ナツキのような小娘でさえうまいこと煙に巻いてるようで巻けていない（パスワードばれてる）。あんなかわいい41歳いていいんですか、かわいさが犯罪級ですか。そして侘助さんを幸せにできる人材が陣内家にはいないという。サーチまわったら健二が絡んでくるのが予想通り多かったのですが、健二じゃ侘助さんは手に余るだろう、というか健二は一人っ子なのに“健二”なの?</p>
				
				<p>そうなってくるとカズマ様が侘助さんを、とか考えないでもないんですが、これもちょっと無理があるというか、カズマもカズマで似たような性格してるからな……侘助よりはしっかりしてるけど。感情表現も素直だけどさ。というわけで萌えはするけど全然カップリングとかに出来ないとっちらかった状態であります。健二はもう佐久間と付き合えばいいと思います。ただしアバターに関していえばキング×仮ケンジがすごい好きなんですけど。ビジュアル的に。キングってウサギさんだからにんじん食べるのかなあ……鼻血出そう。あーそうか侘助さんと同年代なら自衛隊の理一さんがいるな。（結婚してるけど）←間違えた、独身だわあの人。でも理一さんかっこよすぎて怖い。</p>
				
				<h2>強固で安心感のあるストーリー</h2>
				
				<p>うちの弟などは「若者が昔はよかった感出すの醜悪」とかひねくれたことを言ってましたが、陣内家は「古き良き日本」とは違う、単なる大家族っつーか。しかもあの人たち大人数でずっと同じ家で暮らしてるわけじゃないし、単に非日常なんですよね、非日常のちょっとした戦争、サマーウォーズ。しかももう、見始めた時点から敵は明らかで、絶対に陣内家が勝つって分かってるウォーゲームなわけです、その安心感があってなお、引き込まれる脚本に仕上がってる、もはや「100%オリジナルの」物語なんてそう生まれないのですから、あわせ技もひとつのストーリーテリング、あの完成度なら私はすごく好き。</p>
				
				<p>しかも私、なんか分からんけど泣きまくりだったよー。おばあちゃんのかっこよさでまず泣いて（電話かけまくって「あんたならできる」って言うシーン）、次にラブマシーンを最初に追い詰めるとこ（城のかたちをしたスパコンに誘い込むところ）でまた泣き、その後わりかし泣きっぱなしではあったんだけど、最後のこいこいでは危うく画面が見えなくなるところでした。まあ最近精神的に落ち込んでたことも関係してるけど。年とるほどに涙もろくなるのであった。</p>
				
				<p>それでなんか、示唆を得たように思ったのは、エネルギーの連鎖と爆発というか、「ナツキ、ぼくのアカウント預けます」のあの連鎖の中に確実に観客も巻き込まれてて、あの瞬間みんな自分のアカウントをナツキに預けてるんだと思うんですよね（ナツキが嫌いでなければ）、それが映像で視覚的にばばばっと、地球規模にまで引いてくカメラワークで鳥肌たつっていうか、映画の醍醐味ですよねああいう派手さ、そしてみんながナツキの勝利を確信しながらも祈ってる、そこにちゃんとタメもあって、心の準備ができたところで一番大きな爆発が起こる、繋がり・連鎖・エネルギー・タメ・爆発・勝利＋音響、という、まるで少年まんがの典型のような、本当に見事な演出だと思います。</p>
				
				<p>ただあのタイミングでジョンとヨーコがアイテムを携えて出てくるなら、もっと前にジョンとヨーコでAIを排斥できなかったのか、とか一瞬思ったけど。いや、あの、野暮なツッコミでした。</p>
				
				<h2>まとめると</h2>
				
				<p>いやーもう実に素晴らしいというか好きな感じの映画だった。エヴァは懐かしすぎて泣きまくりになるし、なんかあのBGMもう聴いただけで胸が痛いからもう一回見に行ったら心臓止まりそうだとか思って次はBDで、と決意したんですけど、サマーウォーズは何回でも劇場で見たいなあ。公開してだいぶ経つのにまだ満席近く人が入ってて、多分私と同じように何回目かの人も少なくないんだと思う。（あとリアル高校生が見に来ててたまたま隣が高校生の男の子だったのでボロ泣きしてるのがクソ恥ずかしかったです。彼らはとくに感動している様子なかった）</p>
				
				<p>時かけは「おじさんの願望のようなものが後ろに透けて見える気がして辛い」という残念な感想を抱いた私だけども、サマーウォーズはフェティシズムをギャグで片付けるくらいにはサッパリしててほんと気持ちよく見られる、ここんとこではもっとも良く出来た映画ではないかと思います。マッドハウスもさすがです。CGの技術半端ない。深い歴史をうかがわせる。というかもうマッドハウス行きてぇよーうわーん。</p>
				
				<p>なんとなく流れで気が向いたので「ぼくの地球を守って」を読み始めました。読んでないのが恥ずかしかったんだ。それについてはまた次回。</p>
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		<title>攻めるシーズン</title>
		<link>http://dutch-roll.com/as-always/310.html</link>
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		<pubDate>Mon, 31 Aug 2009 02:35:17 +0000</pubDate>
		<dc:creator>matono</dc:creator>
				<category><![CDATA[BL]]></category>
		<category><![CDATA[as always]]></category>
		<category><![CDATA[comic]]></category>

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		<description><![CDATA[				私が人生攻めようとしてるときは大体病んでるときですけど、顔色悪いのはデフォルトです。
				
				さて、ずっとレンタルしたかったのに貸し出し中のままでハンカチを噛んでいた「ちはやふる」を、先日ようやく読みました。みんなの言う通りすごい萌え漫画でした。ふつうに主人公（の少年）二人がくっついたりするのかなーと思っていたら、ドSの須藤くんに超萌えた。理由は、須藤くんがドSだからです。イコール最上級です。「ごめんなさいは?」とか言われるだけのロボットになりたいわ。乙女ゲーに感じる憧れ的な萌えを体感しました。といって、主人公（の少年）二人も気になりはしますけど。二人ともかわいらしすぎてなんともできない感じですね、現段階では。
				
				あとストーリー的にも萌えとか言いながら私競技かるたには興味があったので、すごく楽しめた。競技かるたというよりはまあ和歌が好きだったんですよ。何が詠まれているのかを考えるとわくわくしまして、あら雅やねえとか思いまして、百人一首は百首覚えてますけど、決まり字は大山札＋あで始まる16枚くらいしか知らず、しかも中間飛ばされたら分からない、上の句が終わるか終わらないかのうちには取れるけど、それより速く動いたことはない、そんな感じの中途半端な百人一首好きです。現代語訳とかも文化のズレっぷりがおもしろくってさあ、という。だからかなちゃんに共感するする、千早が攻めるタイプの主人公なので、かなちゃんみたいな子が出てこないと逆におかしいくらいに思ってたので、グッジョブ、攻めるかるたグッジョブ!
				
				あと、「ちはやふる」のあの歌ね、私すっごいガンダムのイメージなの。なんでかっていうと、昔ガンダムWが好きでアニメディアとか買ってたころのお正月特集で、百人一首をもじってガンダムWキャラに詠ませよう、みたいな企画があってですね、あのアニメディア捨てなきゃよかったなーアア、ちはやふるはヒイロ・ユイの傍若無人さを詠むみたいになってて、「～首くくる（自爆する）とは」みたいな、いやいや待ってと、神聖な和歌に何してくれてんねんと思いながら、しかしこの真っ赤に染まる紅葉の歌はヒイロにぴったりだなあとか（1×2だったんですけど）思って、ドキドキしていた、そんな過去を思い出して恥ずかしさでバーンてなります、頭が。
				
				そういえばHに勧めた「青のエクソシスト」ですが、Yにも勧めたほうがよかったんだな、と最近気がつきました。1巻だけじゃ分からんかなーと思って、私は（意外にも）加藤和恵の絵が好きなんですけどね、ほんと読むほどにこのメガネはY向けだったと。私はネクタイ締めてあげてるときの顔の近さとかにエロスを感じ、あるいは植物と同化などにエロスを感じました。アガペーだと思います。（最近なみえの影響でアガペーアガペー言ってます）
				
				なんかもう漫画の話しかしてないのでついでにBL界隈も言うと、この前まんだらけでいろいろ入手した明治カナ子はやはり興味深く、登場人物の家族関係がだいたいにおいて破綻してるなどの特徴を発見、なるほどなーと思いました。説得力のみなもとは案外そんなとこにあったのか。そんで藤たまきを今さら読んで呻った。文庫になってるすごく古い作品を読んだんですけどもね、「桜並木袋小路」が懐かしすぎて切ない。懐かしいと言っても昔読んだとかじゃないんですけど、藍川さとるとかあとり硅子とか、なんでしょう、あの頃の新書館といえばいいのか、竹美家ららにも通じる、いやもっとなんか、少女まんがになりきれなかった何か、繊細すぎて胸の中に蓮の花が咲いたうたかたの日々（ボリス・ヴィアン）のような、あっ言い過ぎたかもしれない、とにかく切なさが好みでした。全然泣きはしないんだけども「泣きそうになる」というあの感じを味わえます。
				
				会田薫でふゅーじょんぷろだくとの発掘力に期待を覚えたので出てるやつ全部（オリジナルはまだ3冊くらいだけど）買って読みましたところ、恋煩シビトは確実に感性が合うと思い、それどころかBLコミックに出てきたキャラのバックグラウンドとかその後の人生とかをほぼ初めて考えてしまったというか、人の作り方とドラマの持って行き方がステキでちた、一見ありきたりなのに。ドラゴンの刺青の龍二君は本当に誰か幸せにしてくれんかな無理だったら私が、と思ったくらいです。（私はBLはわりと冷静に読むことが多いのでこれはかなりキテる）ペンネームもいかしてますよね、「死人の恋わずらい」（伊藤潤二）、好きだったロマンホラー。一方、世界一幸せなBLという帯のモチメ子さんのは、そんなに合わなかったんですけど、私が合わなかったというだけで、これ好きな人は好きだろうなーと思います。やはりふゅーじょん面白い人選。東京漫画社とは全然違う路線でいってほしい、と思ってたら創刊されたBL雑誌にはヤマシタトモコ呼んじゃうのね……それは仕方ないわね。
				
				あとすごく昔に友だちから読ませてもらったテニス（鳳宍）のすごく暗くて長い同人誌をどうしてももう一度読んでみたくて、しかし絵柄と1つのシーン（宍戸が長髪の頃なんかいじめられててむしろ輪姦され、長太郎がそれを見せられている、という）しか覚えてなくて、まあもうちょい詳しくも言えますけど、基本そういう暗い続き物の話で、時間の隔たりもあるためそれだけじゃまったく探しようがなく、何かちょっとでもいいから手がかり、と思って氷帝出身かつ商業で活躍されている作家さんのコミックとか探したりして、途中で山中ヒコの「王子と小鳥」を読んだんですけど、一瞬何を探してたか忘れるくらい面白かったです。アラブの王子と日本人の男の子（王子より年上）の純愛BL。アラブやべえ、もうアラブだけでやべえ、という感じですが、アラビア語などにも誠実さがあり、実に独特な感性と未来を感じさせる良作だと思います。とTさんSさんに勧めてはみたけど、私の感性は基本やべえらしいので「面白そうだけど買いはしない」と却下されました。神子は慧眼だね。
				
				なんというか最近現実が面白くないので（嫌なことって連続するよね!）、恋愛等のモチベーションもすっかり落ち、感情のないロボットになりたいわーとかわりと真剣に思って、洋画でラブドールと結婚しちゃう男のラブストーリー的なのも公開されたし、好みの顔した男の子人形と私一生暮らすわ、とか、本当に何度も言うけど半ば真剣に考えちゃって3時間くらい検索したけど、結論としては私好みの少年ラブドールはなかったです。今後このブログがヒットするようになったらゴメンていうくらいなかった。しかしなぜか、卒業式で全員首を切られるエロ漫画とか発見、あまりのアホさに笑いが止まらなくなってるうち、おむつにしか萌えられない人の狂乱のサイトに遭遇、私なんか全然まだまだだなーと思って、最終的に崎谷はるひの「少年人形」っていうBL小説が妙に変態さで評判高いのを知って買いました。半分くらい読んだけど、実に変態で、今大きなビルの受付嬢のように爽やかに笑いながら「これはまったく変態ですね!」と言える、夏の終わりを実感しています。私は変態といってもすぐグロ方面とか文学っぽい感じで変態に生きててもいいんだよと言いたくなるたちなので、なんか純粋に変態を楽しんでる人たちが新鮮です。というか今まで「これは変態なのでは」と期待を寄せたBL小説がことごとく文章・構成・小説のすべてが破壊されていていくらすげえプレイしてても一向に何もこみ上げてこなかった経験などから、かなりナメてかかってたんですけど、崎谷はるひは文章・構成・小説のすべてがぐっとまともであるばかりか、たまにとんでもなく面白いアフォリズムも出てくるし、あえぎ声とかも勉強なるし、あまつさえ変態という、私もこれは笑顔にならざるを得ません。本当にありがとうございました。
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			<content:encoded><![CDATA[				<p>私が人生攻めようとしてるときは大体病んでるときですけど、顔色悪いのはデフォルトです。</p>
				
				<p>さて、ずっとレンタルしたかったのに貸し出し中のままでハンカチを噛んでいた「ちはやふる」を、先日ようやく読みました。みんなの言う通りすごい萌え漫画でした。ふつうに主人公（の少年）二人がくっついたりするのかなーと思っていたら、ドSの須藤くんに超萌えた。理由は、須藤くんがドSだからです。イコール最上級です。「ごめんなさいは?」とか言われるだけのロボットになりたいわ。乙女ゲーに感じる憧れ的な萌えを体感しました。といって、主人公（の少年）二人も気になりはしますけど。二人ともかわいらしすぎてなんともできない感じですね、現段階では。</p>
				
				<p>あとストーリー的にも萌えとか言いながら私競技かるたには興味があったので、すごく楽しめた。競技かるたというよりはまあ和歌が好きだったんですよ。何が詠まれているのかを考えるとわくわくしまして、あら雅やねえとか思いまして、百人一首は百首覚えてますけど、決まり字は大山札＋あで始まる16枚くらいしか知らず、しかも中間飛ばされたら分からない、上の句が終わるか終わらないかのうちには取れるけど、それより速く動いたことはない、そんな感じの中途半端な百人一首好きです。現代語訳とかも文化のズレっぷりがおもしろくってさあ、という。だからかなちゃんに共感するする、千早が攻めるタイプの主人公なので、かなちゃんみたいな子が出てこないと逆におかしいくらいに思ってたので、グッジョブ、攻めるかるたグッジョブ!</p>
				
				<p>あと、「ちはやふる」のあの歌ね、私すっごいガンダムのイメージなの。なんでかっていうと、昔ガンダムWが好きでアニメディアとか買ってたころのお正月特集で、百人一首をもじってガンダムWキャラに詠ませよう、みたいな企画があってですね、あのアニメディア捨てなきゃよかったなーアア、ちはやふるはヒイロ・ユイの傍若無人さを詠むみたいになってて、「～首くくる（自爆する）とは」みたいな、いやいや待ってと、神聖な和歌に何してくれてんねんと思いながら、しかしこの真っ赤に染まる紅葉の歌はヒイロにぴったりだなあとか（1×2だったんですけど）思って、ドキドキしていた、そんな過去を思い出して恥ずかしさでバーンてなります、頭が。</p>
				
				<p>そういえばHに勧めた「青のエクソシスト」ですが、Yにも勧めたほうがよかったんだな、と最近気がつきました。1巻だけじゃ分からんかなーと思って、私は（意外にも）加藤和恵の絵が好きなんですけどね、ほんと読むほどにこのメガネはY向けだったと。私はネクタイ締めてあげてるときの顔の近さとかにエロスを感じ、あるいは植物と同化などにエロスを感じました。アガペーだと思います。（最近なみえの影響でアガペーアガペー言ってます）</p>
				
				<p>なんかもう漫画の話しかしてないのでついでにBL界隈も言うと、この前まんだらけでいろいろ入手した明治カナ子はやはり興味深く、登場人物の家族関係がだいたいにおいて破綻してるなどの特徴を発見、なるほどなーと思いました。説得力のみなもとは案外そんなとこにあったのか。そんで藤たまきを今さら読んで呻った。文庫になってるすごく古い作品を読んだんですけどもね、「桜並木袋小路」が懐かしすぎて切ない。懐かしいと言っても昔読んだとかじゃないんですけど、藍川さとるとかあとり硅子とか、なんでしょう、あの頃の新書館といえばいいのか、竹美家ららにも通じる、いやもっとなんか、少女まんがになりきれなかった何か、繊細すぎて胸の中に蓮の花が咲いたうたかたの日々（ボリス・ヴィアン）のような、あっ言い過ぎたかもしれない、とにかく切なさが好みでした。全然泣きはしないんだけども「泣きそうになる」というあの感じを味わえます。</p>
				
				<p>会田薫でふゅーじょんぷろだくとの発掘力に期待を覚えたので出てるやつ全部（オリジナルはまだ3冊くらいだけど）買って読みましたところ、恋煩シビトは確実に感性が合うと思い、それどころかBLコミックに出てきたキャラのバックグラウンドとかその後の人生とかをほぼ初めて考えてしまったというか、人の作り方とドラマの持って行き方がステキでちた、一見ありきたりなのに。ドラゴンの刺青の龍二君は本当に誰か幸せにしてくれんかな無理だったら私が、と思ったくらいです。（私はBLはわりと冷静に読むことが多いのでこれはかなりキテる）ペンネームもいかしてますよね、「死人の恋わずらい」（伊藤潤二）、好きだったロマンホラー。一方、世界一幸せなBLという帯のモチメ子さんのは、そんなに合わなかったんですけど、私が合わなかったというだけで、これ好きな人は好きだろうなーと思います。やはりふゅーじょん面白い人選。東京漫画社とは全然違う路線でいってほしい、と思ってたら創刊されたBL雑誌にはヤマシタトモコ呼んじゃうのね……それは仕方ないわね。</p>
				
				<p>あとすごく昔に友だちから読ませてもらったテニス（鳳宍）のすごく暗くて長い同人誌をどうしてももう一度読んでみたくて、しかし絵柄と1つのシーン（宍戸が長髪の頃なんかいじめられててむしろ輪姦され、長太郎がそれを見せられている、という）しか覚えてなくて、まあもうちょい詳しくも言えますけど、基本そういう暗い続き物の話で、時間の隔たりもあるためそれだけじゃまったく探しようがなく、何かちょっとでもいいから手がかり、と思って氷帝出身かつ商業で活躍されている作家さんのコミックとか探したりして、途中で山中ヒコの「王子と小鳥」を読んだんですけど、一瞬何を探してたか忘れるくらい面白かったです。アラブの王子と日本人の男の子（王子より年上）の純愛BL。アラブやべえ、もうアラブだけでやべえ、という感じですが、アラビア語などにも誠実さがあり、実に独特な感性と未来を感じさせる良作だと思います。とTさんSさんに勧めてはみたけど、私の感性は基本やべえらしいので「面白そうだけど買いはしない」と却下されました。神子は慧眼だね。</p>
				
				<p>なんというか最近現実が面白くないので（嫌なことって連続するよね!）、恋愛等のモチベーションもすっかり落ち、感情のないロボットになりたいわーとかわりと真剣に思って、洋画でラブドールと結婚しちゃう男のラブストーリー的なのも公開されたし、好みの顔した男の子人形と私一生暮らすわ、とか、本当に何度も言うけど半ば真剣に考えちゃって3時間くらい検索したけど、結論としては私好みの少年ラブドールはなかったです。今後このブログがヒットするようになったらゴメンていうくらいなかった。しかしなぜか、卒業式で全員首を切られるエロ漫画とか発見、あまりのアホさに笑いが止まらなくなってるうち、おむつにしか萌えられない人の狂乱のサイトに遭遇、私なんか全然まだまだだなーと思って、最終的に崎谷はるひの「少年人形」っていうBL小説が妙に変態さで評判高いのを知って買いました。半分くらい読んだけど、実に変態で、今大きなビルの受付嬢のように爽やかに笑いながら「これはまったく変態ですね!」と言える、夏の終わりを実感しています。私は変態といってもすぐグロ方面とか文学っぽい感じで変態に生きててもいいんだよと言いたくなるたちなので、なんか純粋に変態を楽しんでる人たちが新鮮です。というか今まで「これは変態なのでは」と期待を寄せたBL小説がことごとく文章・構成・小説のすべてが破壊されていていくらすげえプレイしてても一向に何もこみ上げてこなかった経験などから、かなりナメてかかってたんですけど、崎谷はるひは文章・構成・小説のすべてがぐっとまともであるばかりか、たまにとんでもなく面白いアフォリズムも出てくるし、あえぎ声とかも勉強なるし、あまつさえ変態という、私もこれは笑顔にならざるを得ません。本当にありがとうございました。</p>
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		<title>お祭りの前後は気分が揺れます</title>
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		<pubDate>Tue, 18 Aug 2009 08:43:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>matono</dc:creator>
				<category><![CDATA[as always]]></category>
		<category><![CDATA[comic]]></category>

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		<description><![CDATA[				高い波のあとの沈下、ちょっとびっくりするほど精神が気持ち悪い感じになっていますけど、みなさん夏コミお疲れ様でした。二日目ひどかったですね、誰に聞いてもひどかったと言ってるし、初参加の情熱うすめの人（大学のサークルとかそういうのん）に至っては「もう二度と行かない」という結論に簡単に達したようです。三日目は二日目で懲りた人が来なくなってやっぱり人少なかったそうな。ちなみに私は孤独に並んでたんだけど、「これだけの人数の中に鈍器のようなものがものすごいスピードで侵入してきたらどうなるか」をずっと考えて気を紛らわせていました。「鈍器によって胴をちぎられるとしたらどんな感じか」すぐオエーってなりました。
				
				それで原稿が終わってからもたくさん漫画を読んでたのでメモろうかと思ったけど、お祭りテンションによって目が曇りすぎていてとんでもないBL（ツンデレ人形が大きくなったり小さくなったりしながら人間の感情を学びやがて壊されて8年後に目覚めて結ばれる話、帯には「泣けました」「感動の連続」と書いてある）に引っかかっては手放したりしており、正確に何を読んだのか思い出せない部分もあります。
				
				まず、既に阿仁谷ユイジはエロメインじゃないほうが面白い。「DROPS」っていう、エロティクスで連載してたやつね、あれはすごくいい話でしたね、独特の感性もなんかマイルドにまとまってて。一方ピアスシリーズのほうは見事に中身がなかった。（ある意味ではいつも通り面白いんだけど、キャラの飛びっぷりが）ヤマシタトモコの「ジュテーム、カフェ・ノワール」は表題作が素晴らしかったです。あの女の子が魔法使う話も好きだけど、ヤマシタトモコの中では一番好きかも、というか基本安心して読める。読んだぞーって気になるのもいいですね、手ごたえがある。あとBLだと明治カナ子が思った以上にど真ん中だったので過去の本集め中です。昔のハードなやつ是非読んでみたいし、男性向けも手に入れてギャップを楽しみたい。でも夏コミをはさんだのでまだ何もできていません。
				
				そして特筆すべきはふゅーじょんぷろだくとから出てるシリーズ、会田薫の「螺旋の素描」がありえないほど天才でした。というかもう私の趣味にぴったり過ぎ。和物が何もかもうまい。この方、二次では銀高描いてるみたいよ。（突然の情報）というかふゅーじょんが最近発掘を頑張ってるとしか思えない状態で、東京漫画社とは方向性の違う巧みさ、こう、フェティシズムが強いような気がしますね。気のせいかもしれませんけど。ついでに中村明日美子の「ダブルミンツ」は有無を言わせぬ良さでした。でもやっぱり台詞とかがBLの典型に縛られてる感じを受ける……いやしかし読者はこの予定調和を見て安心するのだろうから、商業としてはきっと正しいのでしょう。最近悟りすぎてる自分に腹立つ。キモイ!!
				
				とまあ、BLばかり読んでいるわけじゃなくて、青山景の「ストロボライト」とかフェローズの「乙嫁語り」＆「乱と灰色の世界」とかいろいろ読んでますね。「ニューヨーク・ニューヨーク」をレンタルで読み返したり。「っポイ!」の新刊で中1エピソードだったかな、異様にBLっぽかったり。「もやしもん」8巻読んで以降ずっと地ビールにハマっていたり。（もともとビールはペールエール的なのが好きです）えーとあとなんだっけ、宇仁田ゆみの「マニマニ」はあとがきに感動しました。「自分の絵にずっと自信がなくて、友だちに絵を描いてと言われたとき○○ちゃんのが上手いから○○ちゃんに頼んだら、と言ったら、あんたの絵が欲しいんや、と言われてすごく嬉しかった」というような内容。それはきっと嬉しいだろうなあと想像できます。うん。感動のエピソードだ。感動のあと、尾玉なみえの短編集読んでやられました。すごい、あの愛はすごい。
				
				小説ではリトルモアから出てる文芸誌「真夜中」をざっと読んで、幻冬舎の香りがするとか思ったんですけど、リトルモアがどういう位置づけの出版社なのかいまいち把握できていません。ただとりあえず「真夜中」はそこそこ面白く読める。リトルモア主催の舞台も見ました。すげー狭かったですし、金槌で食器を叩き割る演出が超飴屋っぽかった。というか最近漫画の読みすぎで小説が溜まってるのが何とも……私夢中になるとそればっかりになっちゃうので、漫画描いてるときはもう漫画しか読まんのや!!　森見登美彦は今ようやく読み始めてて、感覚的にはメフィスト賞作家（たとえば舞城）に似てるなと思いました。
				
				そうだジャンプの合併号のときの読みきりがよかったです。オッサンと少女の。ある意味、話の筋はありがちな感じなんですけど、ディティールと台詞（言葉）の使い方がうまいですね。単にオッサンが入ってるときの女の子が好みなのもありますが。一方、黒子は起死回生をかけたセンターカラーで、挽回なるかと思いもしましたけど、個人的にはそろそろ残念な分類に入りつつあります。あれは探偵ものとか学園ミステリーでいったほうがよかったかも、と思い始めて数週間。来週の順位が今楽しみでしょうがないです。ぬら孫は男の子いっぱいで楽しいですね以上、という感じに。残念。もはやジャンプにはワンピとサイレンとスケットダンスしかない。とか思ってるわりに、いぬまるだしっ!　は案の定好きです。丸出しだからです。ナルトはずっと読んでるけど大筋しか把握してないので微妙に着いていけてないです。
				
				まあ全体的にインプットもそこそこにして、次のイベントの準備をしたいなあと毎日波の谷間から空を見上げてアーと口を開けているのですが、真水は一粒も落ちてこず、文庫サイズの本を作るには赤字覚悟だなあとか、上下巻に分けて同時刊行したらなんとかならんかなとか、誰がそれ欲しいねんとか、10月最終週から11月末にかけて合計4件の結婚式に出席しなければならず冬コミ無理じゃね?　とか、思ったら、どんどん体は沈みこみ、しょうもないことで爆笑し、まゆ毛を描くのを忘れて出社、何も出来ずに退社、頼みの綱だった近所の古本屋がとうとう潰れました。
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			<content:encoded><![CDATA[				<p>高い波のあとの沈下、ちょっとびっくりするほど精神が気持ち悪い感じになっていますけど、みなさん夏コミお疲れ様でした。二日目ひどかったですね、誰に聞いてもひどかったと言ってるし、初参加の情熱うすめの人（大学のサークルとかそういうのん）に至っては「もう二度と行かない」という結論に簡単に達したようです。三日目は二日目で懲りた人が来なくなってやっぱり人少なかったそうな。ちなみに私は孤独に並んでたんだけど、「これだけの人数の中に鈍器のようなものがものすごいスピードで侵入してきたらどうなるか」をずっと考えて気を紛らわせていました。「鈍器によって胴をちぎられるとしたらどんな感じか」すぐオエーってなりました。</p>
				
				<p>それで原稿が終わってからもたくさん漫画を読んでたのでメモろうかと思ったけど、お祭りテンションによって目が曇りすぎていてとんでもないBL（ツンデレ人形が大きくなったり小さくなったりしながら人間の感情を学びやがて壊されて8年後に目覚めて結ばれる話、帯には「泣けました」「感動の連続」と書いてある）に引っかかっては手放したりしており、正確に何を読んだのか思い出せない部分もあります。</p>
				
				<p>まず、既に阿仁谷ユイジはエロメインじゃないほうが面白い。「DROPS」っていう、エロティクスで連載してたやつね、あれはすごくいい話でしたね、独特の感性もなんかマイルドにまとまってて。一方ピアスシリーズのほうは見事に中身がなかった。（ある意味ではいつも通り面白いんだけど、キャラの飛びっぷりが）ヤマシタトモコの「ジュテーム、カフェ・ノワール」は表題作が素晴らしかったです。あの女の子が魔法使う話も好きだけど、ヤマシタトモコの中では一番好きかも、というか基本安心して読める。読んだぞーって気になるのもいいですね、手ごたえがある。あとBLだと明治カナ子が思った以上にど真ん中だったので過去の本集め中です。昔のハードなやつ是非読んでみたいし、男性向けも手に入れてギャップを楽しみたい。でも夏コミをはさんだのでまだ何もできていません。</p>
				
				<p>そして特筆すべきはふゅーじょんぷろだくとから出てるシリーズ、会田薫の「螺旋の素描」がありえないほど天才でした。というかもう私の趣味にぴったり過ぎ。和物が何もかもうまい。この方、二次では銀高描いてるみたいよ。（突然の情報）というかふゅーじょんが最近発掘を頑張ってるとしか思えない状態で、東京漫画社とは方向性の違う巧みさ、こう、フェティシズムが強いような気がしますね。気のせいかもしれませんけど。ついでに中村明日美子の「ダブルミンツ」は有無を言わせぬ良さでした。でもやっぱり台詞とかがBLの典型に縛られてる感じを受ける……いやしかし読者はこの予定調和を見て安心するのだろうから、商業としてはきっと正しいのでしょう。最近悟りすぎてる自分に腹立つ。キモイ!!</p>
				
				<p>とまあ、BLばかり読んでいるわけじゃなくて、青山景の「ストロボライト」とかフェローズの「乙嫁語り」＆「乱と灰色の世界」とかいろいろ読んでますね。「ニューヨーク・ニューヨーク」をレンタルで読み返したり。「っポイ!」の新刊で中1エピソードだったかな、異様にBLっぽかったり。「もやしもん」8巻読んで以降ずっと地ビールにハマっていたり。（もともとビールはペールエール的なのが好きです）えーとあとなんだっけ、宇仁田ゆみの「マニマニ」はあとがきに感動しました。「自分の絵にずっと自信がなくて、友だちに絵を描いてと言われたとき○○ちゃんのが上手いから○○ちゃんに頼んだら、と言ったら、あんたの絵が欲しいんや、と言われてすごく嬉しかった」というような内容。それはきっと嬉しいだろうなあと想像できます。うん。感動のエピソードだ。感動のあと、尾玉なみえの短編集読んでやられました。すごい、あの愛はすごい。</p>
				
				<p>小説ではリトルモアから出てる文芸誌「真夜中」をざっと読んで、幻冬舎の香りがするとか思ったんですけど、リトルモアがどういう位置づけの出版社なのかいまいち把握できていません。ただとりあえず「真夜中」はそこそこ面白く読める。リトルモア主催の舞台も見ました。すげー狭かったですし、金槌で食器を叩き割る演出が超飴屋っぽかった。というか最近漫画の読みすぎで小説が溜まってるのが何とも……私夢中になるとそればっかりになっちゃうので、漫画描いてるときはもう漫画しか読まんのや!!　森見登美彦は今ようやく読み始めてて、感覚的にはメフィスト賞作家（たとえば舞城）に似てるなと思いました。</p>
				
				<p>そうだジャンプの合併号のときの読みきりがよかったです。オッサンと少女の。ある意味、話の筋はありがちな感じなんですけど、ディティールと台詞（言葉）の使い方がうまいですね。単にオッサンが入ってるときの女の子が好みなのもありますが。一方、黒子は起死回生をかけたセンターカラーで、挽回なるかと思いもしましたけど、個人的にはそろそろ残念な分類に入りつつあります。あれは探偵ものとか学園ミステリーでいったほうがよかったかも、と思い始めて数週間。来週の順位が今楽しみでしょうがないです。ぬら孫は男の子いっぱいで楽しいですね以上、という感じに。残念。もはやジャンプにはワンピとサイレンとスケットダンスしかない。とか思ってるわりに、いぬまるだしっ!　は案の定好きです。丸出しだからです。ナルトはずっと読んでるけど大筋しか把握してないので微妙に着いていけてないです。</p>
				
				<p>まあ全体的にインプットもそこそこにして、次のイベントの準備をしたいなあと毎日波の谷間から空を見上げてアーと口を開けているのですが、真水は一粒も落ちてこず、文庫サイズの本を作るには赤字覚悟だなあとか、上下巻に分けて同時刊行したらなんとかならんかなとか、誰がそれ欲しいねんとか、10月最終週から11月末にかけて合計4件の結婚式に出席しなければならず冬コミ無理じゃね?　とか、思ったら、どんどん体は沈みこみ、しょうもないことで爆笑し、まゆ毛を描くのを忘れて出社、何も出来ずに退社、頼みの綱だった近所の古本屋がとうとう潰れました。</p>
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