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原稿を落とす日

長い同人人生の中で、これはマジで無理と思ったことは何度もありましたが、本当に無理になって諦めたのは初めてかもしれない私です。でも今回は無理と判断しました。なぜなら仕事がかなりだいぶ追い詰められているからです。かようにちゃらんぽらんな私でも、具合悪くて休みがちだったぶんは挽回しなければならないという当たり前の社会人的な動機はあるらしく、どうしても今月中に仕上げないといけないこととかぶったのでもう諦めました。あと急に6年間一緒の部署だった同僚が辞めるとかで送別会も抜けられないし、同じく元同僚の結婚式二次会が突然入ったりもあった。脳の容量が限界だった、小説はほんと長くなればなるほど脳の糖分消費が激しいですね。

脳といえばというか、画家のゴッホと弟の話がけっこう面白いです。鋼の兄弟みたいです。ドキュメンタリーとか実用書とかって、私学生のころは全然読まなかったんだけど、今は資料のためとかあと企画系の仕事をするようになってから評判良さそうなやつと興味ある分野のを拾い読みするようになり、これが案外頭の運動にもなって楽しい、ちょっと嬉しい発見でした。とくに医療系だったり化学系は昔から好きなので、専門用語見るだけでときめきます。こんなことならもっと早く読み漁るんだったと思う。まあでも、やっぱり小説や漫画が一番ではあります。

そんで、SHOOWA作品の一瞬絶版ぽくなってたやつが重版かかったみたいなので、「NON Tea Room」という二本立てのを買って読みました。こっちのほうが話としては「向日性のとびら」より好みでした。BLに出てくる疑似科学とかエセSFって評価が余裕で甘くなるくらいのど真ん中直球です。誰も彼もが世界の中心で愛をさけんだけものになればいいのにな。とか言って。ヤマシタトモコ、草間さかえに続いて山中ヒコも少女まんがを描いてるみたいですね。少女というかフィール・ヤングはレディコミか。「森文大学男子寮物語」ってタイトルなのでBLかと思いきやノーマルでした。けっこう好き。これ買ったときはちょうど少女まんが的なのが読みたかったので谷川史子とか雁須磨子の「いばら・ら・ららばい」も買ったんだけどすまこ先生はやはりよいですよ、こういうリアルっぽいのにリアルよりはかわいい、みたいな、シンプルな絵なのにどきっとするみたいな。ただこれ読んでたとき頭が朦朧としてて次の日「あれ読んだことない本が家にある」と一瞬思ったのが新鮮な体験でした。

そういえば私は五十嵐大介の絵や物語は本当に美しくて坂口尚とは別の意味で手塚治虫的な深みがあると思ってるんですけど、なので「海獣の子供」はマジで新刊出るたびに目眩するわと思うくらい素晴らしいと思ってたりするわけで、できれば五十嵐大介の絵は家に置いておきたいと思ってやや短めの「魔女」買って改めて読んだらやっぱりすごかった。アフタヌーンの連載読んでたときは、女性なのかと思ってたんよね。でも魔女読むと女性の描き方が男性目線だと辛うじて思ったので確認したら男性だったようです。こんな性別不祥な漫画家も珍しいと思う。(私にとっては)性別不祥というと長らく藤崎竜はどっちだと思い続けたんですが先日封神の公式ページで肉声聞いたら明らかに男性でした。封神すげー突然懐かしくなってきて読み返したくてしょうがないです。第二の我が家である漫画喫茶に行かなければ。でもその前に23日発売のコミックスが多すぎるのでなんとかしてほしい。何が出るのか正確には覚えてないんですけどいっぱい出ると思って何かを考えていたので多分。ほんとかな。東京漫画社から出たたうみまゆの新刊がどこ行っても売り切れまくってるのでもうちょい多めに入荷してほしいと思いました。

あと最近大人グリコのCMの幼児二人に萌えています。

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